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29歳サラリーマンの読書記録 #248|世にも奇妙な君物語

おつかれさまです。たにしマン(@millionworkout)です。

朝井リョウさんの小説です。

空気を読む人がいるから、空気を読まなくていい人が生まれる。客観性がある人がいるから、客観性を持たなくてもいい人が生まれる。いつだって、脇役的な人間が、最初に息をするのだ。

朝井リョウ.「世にも奇妙な君物語」(p.311).講談社文庫

舞台の主役を決める最終オーディションのお話です。

主役が主役でいられるのは、脇役のお陰です。物語をさりげなく進めているのは脇役たちだからです。

自分の人生においての主役は自分だと思いますが、自分が自分の物語に集中するためには、脇役のみなさんのお膳だてが必要不可欠です。自分一人では物語は進みません。

周りの人間への配慮、感謝ができることが主役としての素質なのかもしれません。

以上です。
今週もありがとうございました!

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