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30歳サラリーマンの読書記録 #259|サクリファイス

おつかれさまです。たにしマン(@millionworkout)です。

近藤史恵さんの小説です。

非情ににアシストを使い捨て、彼らの思いや勝利への夢を喰らいながら、俺たちは走っているんだ。だから、それを汚すやつは許さない。自らの勝利を汚すことは、アシストたちの犠牲をも汚すことだ

近藤史恵.「サクリファイス」(p241).新潮文庫

ロードレーサーの物語です。

チームのエースのためにアシストたちは自分を犠牲にして働きます。エースはアシストたちの犠牲をすべて背負って結果を出さなければなりません。

エースはエースでいること自体に大きな責任と覚悟が必要なわけです。

結果を出している人は、その背後に多くの人たちの支えを伴っている反面、孤独な戦いを続けているのかもしれません。

以上です。
今週もありがとうございました!

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