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29歳サラリーマンの読書記録 #249|何様ですか?

おつかれさまです。たにしマン(@millionworkout)です。

枝松蛍さんの小説です。
このミステリーがすごい大賞受賞作です。

輝きというのは惰性で引き伸ばすべきものではない。一瞬の煌めきのうちに凍結させておくべきものだ。不在によって演出される抒情性に勝るものはない。

枝松蛍.「何様ですか?」(p.129).宝島社

普段あたりまえにあるものより、たまに目立つものの方に気を取られがちです。

失ってはじめてその輝きを理解することもよくあります。

人気絶頂でマイクをおいたり亡くなったりすると長く伝説として語り継がれるみたいなことでしょうか。

せめて自分がいなくなったことには気がつかれるような存在でありたいです。

以上です。
今週もありがとうございました。


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