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30歳サラリーマンの読書記録 #256|イノセント・デイズ

おつかれさまです。たにしマン(@millionworkout)です。

早見和真さんの小説です。
『店長がバカすぎて』が良かったので、違う作品も読んでみました。

正義は一つじゃないかもしれないけど、真実は一つしかないはずです

早見和真.「イノセント・デイズ」(p421).新潮文庫

死刑確定囚の生い立ちと真実を第三者からの視点で描きます。

久しぶりに読む手が止まらなくなりました。

自分にとっての正義を貫くことは、誰かにとっての正義を破壊することかもしれないなと思いました。

誰かに必要とされることが生きる意味だと信じながらも、必要としてくれたその人に捨てられる怖さから生きることから逃げるその様子は、何とも言い難い切なさがあります。

ドヤ街の描写についても作品に惹きつけられた一つの要因かもしれません。

以上です。
今週もありがとうございました!

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