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29歳サラリーマンの読書記録 #244|星の子

おつかれさまです。たにしマン(@millionworkout)です。

今村夏子さんの小説です。
芦田愛菜主演で映画化もされています。

新興宗教2世の中学生が主人公です。
自分の常識と世間の常識がずれていることを認識し始めたとき、人は何を感じるのでしょうか。

自分がおかしいと思うのか、みんながおかしいと思うのか。

宗教は分かりやすい例だとしても、子供にとって絶対的な正義である親が実は変な人(変わったところがある)かもしれないと思うことは誰にでもあると思います。

親も一人の人間であり偏りがあるのだと察したとき、一人の人間として精神的に自立したように感じたことを覚えています。

学校の先生や親のいう事を鵜呑みにするのではなく、自分で思考することの大切さをなるべく早い段階で分かっておかないと、社会に放り出されたときに戸惑います。

誰かに許可を取らないと行動できない、自分で考えて自分で責任を取ることをできない人でいると、人生ハードモードかもしれません。

以上です。
今週もありがとうございました!



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