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30歳サラリーマンの読書記録 #255|店長がバカすぎて

おつかれさまです。たにしマン(@millionworkout)です。

早見和真さんの小説です。
書店員の私とバカすぎる店長のコメディです。

みんながみんな自分のことしか考えていない時代だもん。一瞬でも自分以外の人間を想像できるなら、それだけで物語は有効でしょう?

早見和真.「店長がバカすぎて」(p49).角川文庫

物語にもいろいろな種類がありますが、たとえば本作のように”書店員”という実在の職業がフォーカスされている作品を読むことで、その仕事内容をしったりお客さんとしての視点以外から大変さを理解したりできます。

その意味で、物語に触れることは様々な視点や気づきをもたらしてくれるものでもあります。

自分が見ているのは世界はほんの一部であり、また、自分のことを見ている周囲の目も自分のほんの一部しか見えていないことを理解できると、想像力をもって他人と関われるような気がします。

以上です。
今週もありがとうございました!



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