あけまして食べすぎても栄養不足⁉
どうもあけましておめでとうございます!
本日よりミリオン株式会社は仕事始めでございます!
年末年始、皆さまは何を食べましたか?
コンビニもスーパーもデパートもご馳走ぞろいのあの時期に、これでもか! と食欲をかきたてるドラマ「孤独のグルメ」一挙放送は反則だと思うのです……。
ちなみに我らが埼玉からは、秩父のチャーハン餃子が紹介されていました! ああまたお腹が空く……。
チャーハン餃子といえばラーメンが付きものですね。
そこで私の友人のお話をしましょう。
私の友人はとにかくラーメンが大大大大好きで、三食ラーメンばかり食べていました。
お米もパンもいらない、うどんもそばも違う、欲するのはただラーメンのみ!
その友人は若く、中肉中背の見るからに健康体という外見でしたが、体の異変に気が付いたのはある日のこと。
「ん……? なんか筋肉痛がする……?」
いや、筋肉痛というよりしびれに近いような……関節が痛いような……指先がジンジンするような……。
慣れない手足の感覚を「変な感じがするんだよね~」と会社で話したところ、
「指先のしびれは脳内出血じゃない⁉ 病院行った方がいいよ!」
と同僚に言われ、怖くなった友人は慌てて病院へ。
今まで病気という病気をしたこともなかった友人は、慣れない病院でドキドキしながら診察待ち。
そして診察を受けた友人は、医師にこう告げられたのです……。
「栄養失調ですね」
友人は驚き「毎日しっかりと3食食べています! ラーメンばかりだけど……」と伝えたそうです。
すると医師は
「どんなに食事をしていても、栄養が偏っていれば簡単に栄養失調は起きるしビタミン欠乏症にもなります。特に体を動かす仕事の人がインスタント食品ばかり食べていて、脚気になることもあるんですよ」
と説明してくれたそうです。
その友人はすぐにラーメン生活を止めて、食事を見直しながらサプリなどで不足ビタミンを補う生活を続けたところ、症状はすぐに治まったんだとか。
それどころか肌荒れや倦怠感もなくなり、毎日とても調子が良くなったと話していました。
という訳で本日の健康豆知識です。
現代人の多くは、慢性的栄養不足で飽食・大食
現代人の多くは、慢性的栄養不足で飽食・大食の人が多いようです。
「飽食、大食をしていて、なぜ栄養不足なのかと不思議に思われるでしょうが、一つは偏食のためです。バランスが偏っているので、食べているわりに必要な栄養を摂ることができていないのです。
二つ目の理由は、食材そのものに栄養が不足していることです。化学肥料と農薬の使用により、土壌そのものが痩せてしまっているので、その土壌から獲れる作物にも栄養分が少ないのです。
必要な栄養素を摂取できている患者さんには、薬がよく効きます。それに対して、栄養不足の患者さんには、あまり効果がでません。その理由の一つは、栄養の不足によって脳の神経細胞と神経細胞をつなぐ神経伝達物質をつくることができない状態になっているからです。脳の神経細胞から神経細胞への情報伝達は、神経伝達物質によってなされます。
栄養不足によって神経伝達物質を十分につくることができないと、神経細胞から神経細胞へ情報が伝わらなくなり、薬の効き目が悪くなるのです」
(周東寛『病気にならない食事法』(講談社、2007年)
食事でなかなか栄養不足を解消できない方は、サプリメントなどを用いて栄養素を補充することをオススメします。
年末年始の暴飲暴食に心当たりがある方は栄養バランスを見返してみて! 食べすぎでも不足している栄養があるのかも?
そんな小話を挟んでの栄養豆知識でしたが、今年も様々な情報をお伝えしていきたいと思います!
どうぞ、新年もよろしくお願いいたします!
ちなみに私は以前とんこつ味噌ラーメンが好きでしたが、最近は塩ラーメンの美味しさが沁みるようになりました……。
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