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ゲーム日記:FF7リバース:フィールド&バトル編

久々の記事になりますが、今回はFF7リバースをトロフィーコンプリートしたので、全体的な感想とかを残そうと思います。ネタバレ有なので、クリア済みの方向けです。今回はフィールド探索やバトルについて思ったことをまとめていきたいと思います。

作品概要

言わずとしれたSQUARE ENIXによる老舗JRPGのファイナルファンタジー。そのナンバリング7作目のフルリメイクシリーズの第2作にあたる作品。
前作でフィーラーの妨害を打ち破り、運命を変えてミッドガルを脱出したクラウドたちが引き続き神羅を打ち払いながらセフィロスの影を追い、黒マテリアと星をめぐる冒険に身を投じていく様を描く作品です。

超大ボリューム

まずここまで来るのが本当に長かった。発売日(2024年2月29日)からコツコツプレイし、7月中旬でトロコン達成したのですが、実に4ヶ月半、総プレイ時間は232時間でした。前作にあたる「リメイク」はトロコンまで100時間くらいだった気がするので、実に倍以上の労力になっていました。
1週目ノーマルストーリー&サブクエクリア+ミニゲーム攻略で145時間程かかり、2週目ハードストーリー&サブクエ+バトルシミュレータークリアで232時間まで到達したという具合です。たぶんノーマルストーリーとサブクエだけなら80時間~100時間でいけるかもしれません。
「リメイク」をプレイしていたときはまだ夫婦2人暮らしだったけど、今回は絶賛子育て中ということで、ゲーム自体に使える時間がそもそも取りづらい状況なのも苦しいところでした。リアルタイムにプレステ版のFF7を遊んでた人たちが大体同世代だとすると、結構みんなライフステージが変わってきてるのかなって思うのだけど、マジで本作は家庭持ち社会人にはかなり苦しいボリュームだったと思う。ミニゲームだけで4~50時間くらいの分量だったと思うが、ここは賛否が分かれそうなところかな。

有機的につながる探索とオープンフィールド

原作でもミッドガルから出たあと、クラウドたちは初めてワールドマップに飛び出すわけだけど、本作はオープンフィールドを採用しており、エリア毎に区切られた空間ではありますが、一般的なオープンワールド作品のように探索やサブクエが散りばめられていて、それがかなり有機的に繋がる設計になっていたのでとても楽しめたし、まさに止め時が分からないといった具合でした。探索に対しての報酬も良いものが多いので、動機付けにも上手でした。探索ばかりで全然ストーリーが進められないという弊害もありましたが、探索は強制ではないのでサクサク進めたい方はストーリーを進めればよいですからこれが最適解だったと思います。
高低差も多く、エリア毎で風景も違い、コレルエリアではバギーを使えたり、コスモエリアではチョコボで滑空できたりと各エリアで特色を持たせていたのも飽きさせない工夫だと思いました。
最初にカームを出たときのワクワク感はなかなか他のゲームで感じられないレベルだったと思います。クラウドたちを使って広大なフィールドを駆け回れるってだけで楽しかったです。
サブクエもメインキャラとの絆を深めるものだったり、世界観をより一層深く知れるもの、前作からのサブキャラが登場するものなど、これも色々な表情を見せてくれるので飽きることが無かったです。他のオープンワールド作品だとサブクエが同じようなことの繰り返しだったりして終盤飽きてくることもあるので、オープンワールドの弊害にも挑戦しているようで好印象でした。

進化したバトル

バトルはめっちゃ楽しかった。基本的なシステムは前作を踏襲していて、やることが多いので、コントローラーを休ませる時間はほぼなく、戦闘中常にカチャカチャやる仕様になってます。
アクティブタイムバトルの進化系であり、基本は攻撃や回避、ガードをして立ち回り、ATBが貯まったら強力なコマンドを放てるという仕組みです。
新たな要素である連携アクションや連携アビリティも使い勝手が良かったし、共闘感が出てて良かったです。
ただし、難易度もFFにしては高いです。アクション性も求められるので、操作の慣れ次第で楽になったり、きつくなったりする。また、ハードモードは少しの被弾で一気に戦闘不能まで持ってかれるので緊張感の高いバトルデザインになっていました。それでもマテリアや装備、武器スキルの組み換えなんかである程度対策を取ることも可能なので、この辺はRPG的な戦略性も担保されています。
本作の操作キャラは7人いますが、それぞれ手ざわりや特徴が違うので、クラウド以外を操作するのもいちいち楽しかったです。バランス型カウンタータイプのクラウド、近接ハイスピード物理火力特化のティファ、タンク&遠距離アタッカーのバレット、遠距離魔法火力特化のエアリス、ガード&バフ近接アタッカーのレッドXIII、遠近物魔回避なんでもできるスーパー忍者ユフィ、モーグリによる変則立ち回り&ラッキーアタッカーのケット・シー、といったところでしょうか。
リメイクの時点でこれこそアクティブタイムバトルの到達点だと思いましたが、本作はそれをさらに進化させたバトルで、本当に楽しかったです。何より色々なゲームをやってきましたが、このバトルシステムって他の作品にはない、FF7リメイクシリーズでしか体験できないところが素晴らしいと思いました。
惜しむらくはバトルモーションがみんなカッコいいのに、それをゆっくり見る時間も持てないくらいバトルが忙しい点でしょうか。

おまけ:個人的に苦労した難敵(HARD)

・ギ・ナタタク
バレットとレッドXIIIのみで挑まないといけないのが辛い。この二人タフなんだけど、有効なダメージソースが無いので苦労しました。
・ルーファウス
いまだに倒し方がわからない鬼門。慣れてくるとルーファウス単体は楽に削れるようになるのですが、犬が出てきてからがどうすればよいか分からなくて、結局犬登場直後にリミットとメガフレアで一気に終わらせました。
・ラストバトル
長い…。準備がしっかりできてればセフィロスは大丈夫。ジェノバのほうが強い気がする。
・オーディン(バトルシミュレーター)
無様な戦い方をしていると速攻で斬鉄剣を放って終わらせてくる。もはやここだけ別ゲー。個別に練習して、クラウドのカウンターを使いこなせば難なく勝てるのだが、バトルシミュレーターの10戦目に出すのはマジで意地悪だと思った。最後コントローラー持つ手が震えたね。
・ギルガメッシュ(バトルシミュレーター)
攻撃激しすぎ。どうやって勝ったか忘れたが、クラウド・エアリス・バレットで勝った。
・セフィロスVR(バトルシミュレーター)
本作の隠しボス的な位置のやつ。回避不可の拘束技をしかけ、八刀一閃を決めてくるやばいやつ。ギルガメッシュと連戦なのでクラウド・エアリス・バレットで勝てた。ずるいやり方だけど、ウェイトモードにしてジャストガードでやり過ごして、バリアやヘイストをかけたり、魔法陣を準備させたりして、源氏の小手エアリスにファイガを撃ってもらって削った。第二形態みたいなのに突入したら楽で、一気に魔法で削りきるという感じで勝てた。これでトロフィーコンプだった。達成感がすごかった。

今回はここまで。次回はいつになるかわかりませんが、ストーリーに関する記事も書く予定です。それでは。

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