見出し画像

数行日記 指に絆創膏を貼っていたら子どもたちの愛がしみた

左手中指に「さかむけ」(ささくれ)が出来た。
1mm 2mmの話なのに、ちょっとしたことでめっちゃ痛い!

絆創膏を貼って、保育園へ行った。
(あ、保育士してます)


担任は1歳児。
クラスの子どもたち、
ほぼ2歳になっている。

絶賛イヤイヤ期で、
誰も大人の言うことなんて聞かない。

「いやー」
「しない」
「あっちいってー」
「だめー」

そして部屋中を全速力で駆け回る。

朝から夕方まで
すごいエネルギーで
アラカン保育士は身がもたん・・(へとっ;)


10数年の保育士生活で
稀に見るパワフル1歳児。

(1歳児クラスとは
 1歳→2歳になる子どもたちの
 クラスである)

私の指に絆創膏が貼ってあるのを
見つけた子どもたち。

真剣な表情で私の指を「ジーっ」と
見つめる。


そして・・

「ここ どうしたん?」
「いたい いたい?」
「いたいん?」(痛いの?)
「どこでしたん?」
「あっち?」(園庭のこと)
「ここ?」(お部屋なのか?と)
「みせて」
「とったらあかんよ」
(絆創膏を剥がしてはならぬ)
「とったら いたい いたいなるからね」
(絆創膏を剥がしたら治らん)

数人の子どもたちからの
質問責めと
アドバイス。

おしゃべり上手な
子どもたちはみんな優しくて
温かくて思いやりがあって
そして最高にかわいい。

おうちでも
大切にされているんだなって
しみじみ感じた。


「これくらい大丈夫!」とか
「痛くない痛くない」とか
「泣かない!」とか

そういう声をかける
大人も多いんだけど
(今の園では聞いたことはない)

大人が「これくらい」と
思ったとしても

子どもには「大したこと」
のことは多い。

「痛くない痛くない」
ってなんやねん?!

勝手に決めつけるなー。
痛いものは痛い!

「泣かない!」って
なんで泣くことを
抑えないとあかんの?

泣くことは
ダメなことなん?

それって本当???

これは、
相手が子どもに限って
のことではなく、

相手が大人であっても
そして、自分自身に対しても
気をつけた方がいい。

全然数行日記じゃない。





いいなと思ったら応援しよう!