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魔女見習いを近場でさがそうと思ったら、聖地最寄りの映画館で上映してなかった件

うせやん。

自分、近鉄とコラボしてるやん。
見たで、大和西大寺でおんぷちゃん、キンナラ(※近鉄奈良駅)でどれみちゃん。

……というわけで、少し南下してイオンモール橿原へ赴き、映画『おジャ魔女どれみ 魔女見習いをさがして』を観てきました。

この映画、近鉄とコラボをしていまして、奈良&京都の5駅におジャ魔女パネルが設置されています。
橿原市の交通の要衝、大和八木駅はあいこちゃん。

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(右。写真は鑑賞後のもの)

時は夕方。
まばらな観客は、ほぼ同世代の女子グループかカップルで、まあターゲット層限られる映画だよな……と思いつつ。
冒頭からいい感じにノスタルジーをくすぐられて良い映画でした。

バックグラウンドが異なるオタク三人がどれみちゃんの聖地巡礼する話

と書いてしまえばそれだけの映画なのですが。
三人のうち唯一のリアタイ勢(本編ママ)で私と世代の近いミレさんが、序盤にフェアトレードなんて言い出すから推し確だなーと思って観てたんですけど、いやはや素晴らしかったです。
「魔女見習い」グッズだけじゃなくて三人のグッズも出してくれ。

バリキャリお姉さんで酒豪の「ミレ」、
周囲に流されるまま生き、教育実習中にある児童とうまく向き合えず悩む「ソラ」、
幼い頃に両親の離婚を経験し、夢もありつつだめんずを振れないフリーターの「レイカ」……

改めて書いてみるとそこまで目新しいキャラ設定ではないと思うのですが、全員どこか感情移入できるところがあるのでベタは正義ですね。

個人的にはスカッとしたり心理描写にぐっときたり、でとてものめり込めました。

それぞれの恋愛関係のシーン。一人は振り一人は振られ一人は結ばれるというある種平等(?)な展開。
個人的に近鉄特急の車内で出会ったソラちゃんと大宮さんは応援したかったのですが(坂のシーンでどれみちゃんの修学旅行回を唐突に思い出してアハ体験しました)、川沿いのシーンで畜生~!!! となりました。
自信持てない男子はこれだから~! それでも……それでも私は好きなのに! ねぇ~と謎の目線……

そしてMAHO堂のシーン。
他人に促されたりそうでもなかったり、でもこれの映画の視聴層ってなんとなく人生の岐路に立たされている自覚がある子が多いのではないだろうかと勝手に思っているのですが……
呑気に夢想もできなくなってしまったけれど、これから進む道も単調なものではなくて、きっと多くの喜びや楽しさとも出会えるのだろう……と、温かい気持ちになれる結論でした。
作中のどれみ要素もほんと絶妙で。
あ、でもこれだけは言っておこうかな。飛鳥ももこは私が推す、いいな。

後発のキャラだからあまり取り上げられないのは仕方ないかもしれないけれど、私は『も~っと! おジャ魔女どれみ』で、はなちゃんに可愛いおうた(※すいーとそんぐABC)をパペットと一緒に歌い上げた優しいももこちゃんが大好きなんや……
なお同担さんは歓迎します。

鉄分的なこと

知ってるコンテンツだからって毎度映画を観るわけではないので、結局劇場に足を運んだのは近鉄コラボ要素があってのことなんですよね。
序盤が飛騨、尾道中心で、そっちでも鉄道の描写がそこそこあったので近鉄コラボってもちょい役では……!? と不安を覚えたりもしたのですが、そのような不安を吹き飛ばすようながっつりぶりでしたとも。
京都駅の新幹線→近鉄乗換えのあの動線、特急発車時に流れるヘンデルの『アラ・ホーンパイプ』……

近鉄京都線の車窓、座席のボンヴォヤージュプリントまで完全再現……
(▼写真は1階車のもの。映画で三人+一人が座っていたのは二階車の紺地の席)

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本当にありがとうございました……!

近鉄ではパネルのほか、映画の上映予定だった5月頃から特急ビスタEXのぬいぐるみショウケースがどれみちゃん仕様になっています。
(普段は近鉄リゾート「志摩スペイン村」のキャラのぬいが座っている)
うん……4枠だよね! 二階建て車両が2両で、ぬい座れるのは2×2だもんね……!

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飛鳥ももこは私が推します。

(飛鳥ももこちゃんのパネルは橿原神宮前駅です!
私がパネル制覇したときは、なぜかももこちゃんだけ改札外でした……! 橿原神宮に面してる側の改札からお楽しみくださいな)
(本文中に書きませんでしたがはづきちゃんは近鉄京都駅です!)

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