【こころ・ゆたかに】お花がある生活
私はもともと、週末は出かけたい!お家で過ごすなんてありえない!と思って、週末のお休みは何か楽しいスケジュールを入れないと気が済まないという生活をしていました。
お出かけどころか外出ができなくなって1年半。
お家で一人でも楽しめること、と思い、
これまで見てこなかった映画やドラマを見たり。
本を読みまくったり。
電子ピアノを買って、弾いてみたり。
自転車を走らせてパン屋さんめぐりをしたり。
いろんな新しいことに挑戦しました。
その中でも一番、心が豊かになったなと感じるのが、
お部屋にお花を飾ること
そんなに意識高い系ではないので、
毎週、というわけにはいきませんが、
気持ちが落ち込みそうだな、とか
今、ちょっと頑張らなきゃいけないなと思うとき、
月に1回ぐらい、お家の近くのお花屋さんに行って、
その季節のお花を一輪買って、一輪挿しにします。
6月は、「芍薬」。
お花屋さんで出会ったときに、
「この芍薬はかぐや姫っていう名前がついています。咲いたらびっくりすると思います。楽しみにしててくださいね。」と言われ、ひとめぼれしてしまいました。
はじめはテニスボールくらいの蕾が、
24時間後には、
ぶわっと花開いて、逞しく咲いていました。
他のお花を生けたときは、こんなにも早く咲くことがなかったし、
たった数時間で花瓶のお水が一気になくなっているのに、びっくりしました。
お花が咲くときのエネルギーって、人が成長する力にすごく似ているなと思います。
どんな花が咲くのかなと、周りからの期待に応えるべく、
しっかりと栄養をもらって、地道に努力し、耐え、力をつけて、
初めて大きな花が咲くのだと、この「かぐや姫」は教えてくれました。
私も、
周りからの期待を「プレッシャー」と捉えすぎず、
応援してくださる周りの方の愛を感じて、
しっかりと栄養(食べること寝ること)(人から吸収する知識や温かさ)を蓄えて、
焦らず、周りと比べず、
その花に合った時期にしっかりと咲けるようにしたいな、
と「かぐや姫」に教えてもらいました。
今月はどんなお花を生けようかな。
読んでくださった皆様の心にパワーが溢れますように。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?