神様のことを知るために。 〜民数記(ヨシュアの任命)〜
ヨルダンにあるアバリム山脈の主峰の一つ、ネボ山は標高が約800mあり、約束の地カナンを見渡すことができます。
神様は、モーセに言われました。
『このアバリム山に登り、わたしがイスラエルの人々に与えた土地を見渡しなさい。それを見た後、あなたもまた兄弟アロンと同じように、先祖の列に加えられるであろう。』
モーセはツィンの荒れ野にあるカデシュで、神様の命令に背いたため、乳と蜜の流れるカナンの土地に足を踏み入れることができなくなってしまいました。
神様は、カナンに入ることができなくなったモーセに、せめてカナンの地が見渡せるアバリム山に登るように仰られたのだと思います。
神様は本当に、『憐れみ深く恵みに富む神、忍耐強く、慈しみとまことに満ち、幾千代にも及ぶ慈しみを守り、罪と背きと過ちを赦す。しかし罰すべき者を罰せずにはおかず、父祖の罪を、子、孫に三代、四代までも問う者』でいらっしゃいます。
神様は、モーセがカナンの地を見た後には、『あなたもまた兄弟アロンと同じように、先祖の列に加えられるであろう』と仰いました。
モーセは、神様から死期が近いことを告げられた際、自分自身のことよりもまず、イスラエルの共同体の指揮者の不在を案じ、神様にイスラエルの指揮者となる人物を任命してくださるように願い出たのです。
このことから、モーセが愛の思考回路の持ち主であったことが分かります。
主の思考回路は、愛の思考回路であり、そこに自分中心の考えは一ミリたりともない。そして、主と同じ思考回路を持てるように自分自身を作りなさい。
神様はモーセの後継者として、霊に満たされた人であるヌンの子ヨシュアを選ばれました。
イスラエルの12人の族長たちが、カナンの地へ偵察に行った際、『我々が偵察して来た土地は、とてもすばらしい土地だった。もし、我々が主の御心に適うなら、主は我々をあの土地に導き入れ、あの乳と蜜の流れる土地を与えてくださるであろう。』と言ったのが、ユダ族のカレブとエフライム族のヨシュアでした。
モーセは神様に命じられたとおりに、モーセの後継者としての職をヨシュアに任じました。
このように、神様に従順であった偉大なモーセでさえも、神様に背くという罪を犯してしまうということがあるのだということが分かります。
そして、乳と蜜の流れるカナンの地に入ることができなかった、モーセの無念と神様の心情を思うと、深い哀しみが心に広がってくるのを感じます。
神様は長い間、人類から反逆されてきたことに心を痛め、苦しんでいらっしゃる。そんな神様の心情を分かって慰め、癒やしてさしあげる者を、主は嬉しく思って愛し祝福してくださる。
人間の人生を一言で言い表すなら、神様に従順に生きるなら幸福になり、神様に不従順に生きるなら不幸になる、ただそれだけだ。
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