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神様のことを知るために。 〜ヨシュア記(エリコの占領)〜
モーセの後継者、ヨシュア率いるイスラエルの民はヨルダン川を渡り、いよいよ約束の地カナンを征服していく歴史が始まります。
カナンとは現在のパレスチナ地方であり、エリコは死海の北西部にある町です。
ヨシュアがエリコのそばにいたときのことである。彼が目を上げて、見ると、前方に抜き身の剣を手にした一人の男がこちらに向かって立っていた。ヨシュアが歩み寄って、「あなたは味方か、それとも敵か」と問いかけると、彼は答えた。「いや。わたしは主の軍の将軍である。今、着いたところだ。」
ヨシュアはひれ伏して拝し、彼に、「わが主は、この僕に何をお言いつけになるのですか」と言うと、主の将軍はヨシュアに言った。
「あなたの足から履物を脱げ。あなたの立っている場所は聖なる所である。」
ヨシュアはそのとおりにした。
カナンの地は、神様がアブラハム、イサク、ヤコブに与えると約束された、聖なる土地なのです。
エリコの占領
エリコは、イスラエルの人々の攻撃に備えて城門を堅く閉ざしたので、だれも出入りすることはできなかった。そのとき、主はヨシュアに言われた。
「見よ、わたしはエリコとその王と勇士たちをあなたの手に渡す。あなたたち兵士は皆、町の周りを回りなさい。町を一周し、それを六日間続けなさい。七人の祭司は、それぞれ雄羊の角笛を携えて神の箱を先導しなさい。七日目には、町を七周し、祭司たちは角笛を吹き鳴らしなさい。彼らが雄羊の角笛を長く吹き鳴らし、その音があなたたちの耳に達したら、民は皆、鬨の声をあげなさい。町の城壁は崩れ落ちるから、民は、それぞれ、その場所から突入しなさい。」
ヌンの子ヨシュアは、まず祭司たちを呼び集め、「契約の箱を担げ。七人は、各自雄羊の角笛を携えて主の箱を先導せよ」と命じ、次に民に向かって、「進め。町の周りを回れ。武装兵は主の箱の前を行け」と命じた。ヨシュアが民に命じ終わると、七人の祭司は、それぞれ雄羊の角笛を携え、それを吹き鳴らしながら主の前を行き、主の契約の箱はその後を進んだ。武装兵は、角笛を吹き鳴らす祭司たちの前衛として進み、また後衛として神の箱に従った。行進中、角笛は鳴り渡っていた。ヨシュアは、その他の民に対しては、「わたしが鬨の声をあげよと命じる日までは、叫んではならない。声を聞かれないようにせよ。口から言葉を発してはならない。あなたたちは、その後で鬨の声をあげるのだ」と命じた。彼はこうして、主の箱を担いで町を回らせ、一周させた。その後、彼らは宿営に戻り、そこで夜を過ごした。
翌朝、ヨシュアは早く起き、祭司たちは主の箱を担ぎ、七人の祭司はそれぞれ雄羊の角笛を携え、それを吹き鳴らしながら主の箱の前を進んだ。武装兵は、更にその前衛として進み、また後衛として主の箱に従った。行進中、角笛は鳴り渡っていた。彼らは二日目も、町を一度回って宿営に戻った。同じことを、彼らは六日間繰り返したが、七日目は朝早く、夜明けとともに起き、同じようにして町を七度回った。町を七度回ったのはこの日だけであった。七度目に、祭司が角笛を吹き鳴らすと、ヨシュアは民に命じた。
「鬨の声をあげよ。主はあなたたちにこの町を与えられた。町とその中にあるものは、ことごとく滅ぼし尽くして主にささげよ。ただし、遊女ラハブおよび彼女と一緒に家の中にいる者は皆、生かしておきなさい。我々が遣わした使いをかくまってくれたからである。あなたたちはただ滅ぼし尽くすものを欲しがらないように気をつけ、滅ぼし尽くすべきものの一部でもかすめ取ってイスラエルの宿営全体を滅ぼすような不幸を招かないようにせよ。金、銀、銅器、鉄器はすべて主にささげる聖なるものであるから、主の宝物倉に納めよ。」
角笛が鳴り渡ると、民は鬨の声をあげた。民が角笛の音を聞いて、一斉に鬨の声をあげると、城壁が崩れ落ち、民はそれぞれ、その場から町に突入し、この町を占領した。彼らは、男も女も、若者も老人も、また牛、ろばに至るまで町にあるものはことごとく剣にかけて滅ぼし尽くした。
ヨシュアは、土地を探った二人の斥候に、「あの遊女の家に行って、あなたたちが誓ったとおり、その女と彼女に連なる者すべてをそこから連れ出せ」と命じた。斥候の若者たちは行って、ラハブとその父母、兄弟、彼女に連なる彼女の親族をすべて連れ出してイスラエルの宿営のそばに避難させた。彼らはその後、町とその中のものを焼き払い、金、銀、銅器、鉄器だけを主の宝物倉に納めた。遊女ラハブとその一族、彼女に連なる者はすべて、ヨシュアが生かしておいたので、イスラエルの中に住んで、今日に至っている。エリコを探る斥候としてヨシュアが派遣した使者を、彼女がかくまったからである。
ヨシュアは、このとき、誓って言った。
「この町エリコを再建しようとする者は
主の呪いを受ける。
基礎を据えたときに長子を失い
城門を建てたときに末子を失う。」
主がヨシュアと共におられたので、彼の名声はこの地方一帯に広まった。
エリコの住民である遊女ラハブは、神様への信仰があったため、滅ぼされることなく助かりました。
ラハブは、神様がこの土地をイスラエルに与えられたことで、このあたりの住民が皆恐れていること、エジプト脱出の時には、イスラエルの民のために神様が海を分けられたこと、イスラエルがヨルダン川の向こうのアモリ人の王、シホンとオグを滅ぼし尽くしたことを知っていました。
これらの出来事が、神様の御力によるものであることを、彼女は一ミリたりとも疑うことなく信じていたのだと思います。
エリコの町で、ヨシュアと全てのイスラエルの人々は、神様の御言葉に忠実に従いました。
そのためエリコの城壁は崩れ落ち、町を占領することができました。
ヨシュアと七人の祭司と兵士たちとイスラエルの人々は、神様の契約の箱とともにエリコの町を回った際、エリコの城の陥落を祈りながら行進し続けたのではないかと考えられます。
そして、イスラエルの民の祈りが天に届いた時、エリコの城壁が崩れたのではないでしょうか。
「鬨の声」とは、地上のイスラエル軍から神様の天軍への、攻撃の合図となっていたのかも知れません。
祈りによって天と地が一体となることで、神様の御力がこの地上に顕現されるのではないかと、感じました。
私たち一人一人の祈りも、天に届いた時には、必ず叶えられるのです。
絶対に叶えられそうもないことを祈り求めて叶えられる人が、信仰の強い人だと主から認められ、褒められ、義とされる。
主は今年から聖霊の歴史が始まると仰ったが、聖霊の歴史とはつまり義人の祈りが叶えられる歴史だ。だから、どんなことも遠慮せず祈りなさい。
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