~どこかの誰かの1日~#11「自己紹介②」大阪府 23歳 水叉 直
いつもご愛読、ありがとうございます。
はじめましての方、長いお付き合いができれば嬉しいです。
こんばんは、水叉 直です。
今日は自己紹介をします。
noteを始めたときにも自己紹介をしたのですが、今回は私のこれまでについて、断片的ながら未だに頭に残る一瞬や、本音の部分を洗いざらい書いていきます。
いつも読んでいただいている方が、今回の記事を読むことで、私を嫌いになるかもしれません。単純に退屈かもしれません。
しかし新たに挑戦しようとする中で、まだどこか仮面のようなものをかぶっている自分がいる気がします。
それでは覚悟が足りない気がしました。
読んでください。ぜひ私を判断してください。
1.
私、水叉直には壮絶な過去があるわけではありません。
私は温かな両親の元、二人目の男児として生まれました。兄弟は兄のみです。
クリスマスにはプレゼントをもらい、節分は恵方巻を食べる。誕生日にはみんなでケーキを囲む。
「裕福」ではなかったのかもしれませんが、とても温かい家庭でした。
幼い頃は兄に遊んでもらい、幼稚園にあがると、今では顔が浮かばない友人と遊び、小学校にあがると少年野球チームに入り、小さな挫折も経験しました。
中学校にあがると部活動は陸上部を選択。
少年野球の練習時、冬の長距離走が楽しかった。それが理由です。
部活動を通して様々なことを学びます。
先輩という存在。別の中学校という存在。そして「空気を読む」ということ。
「空気を読む」不思議な行為です。
多くの人が嫌だと思いながらも、読むことに必要性を感じていること。
自己表現の大事さと相反するもの。
しかし社会を形成する上では大切なこと。
こう考えることすらも、空気を読んでいるのかもしれません。
水叉は小学校・中学校・高校と見事に空気を読んできました。
「悪目立ちしないように」
「笑われないように」
「変だと思われないように」
その思いは随所に現れます。言葉遣い、服装、所作。
加えてありがたいことに学業の成績は悪くありませんでした。
見事に学校内における優等生の誕生です。いわゆる「いい子ちゃん」ですね、それが12年間続きました。
今思うと呪いです。
呪いは私に対して、ゆっくりと自我を蓄積していきました。
反対に、私が支えとして持っていたものもあります。
幼少期には無意識に持ち、意識し始めたのは中学生にあがったころでした。
それは
「方向性の正しい努力は裏切らないし、自分は努力をした自分を裏切らない人間だということ」
これを意識していました。
正直言って、私は要領がいい方だとは思えません。
地道な努力と熱量で足りない才能やセンスを補ってきました。
それは今も変わりません。
陸上部に入り長距離種目を選んだことも大きく関係しています。
事実はどうであれ水叉は長距離種目こそが、才能よりも努力の比重が大きく、また努力することで結果として表れやすい競技だ。と思いました。
これは、あながち間違っていなかったと思います。
走った距離は裏切らず、サボった自分も同じく裏切りませんでした。
空気を読む呪いと、正しい努力への盲信を兼ね備えた優等生。
それが高校までの水叉でした。
2.
大学に入り、大勢の人がそうのように、私もその自由度から価値観が変わります。
しかし努力に対しての価値観。このことは変わりませんでした。変わったことといえば新たな価値観を手に入れたことです。
「一度きりの人生。『できるかわからないから、やってみない』ではもったいない」という挑戦心が、新たな価値観として追加されました。
この挑戦心が私を現況へと導いた価値観です。
大学時代の私は、交友関係が広かったかはわかりませんが、ありがたいことに、私の周りには心の綺麗な素晴らしい友人たちが居てくれました。
弱い部分もあるけれど、とても強い心を持った素敵な人たちです。
たくさん感謝したいことがあります。
そういえば初めての恋人もできました。
3.
大学卒業後。社会に出るという大きな転機を迎えます。
今まで慣れ親しんだ土地を離れて、一人初めての土地で社会人生活をスタートします。
入りたかった会社がそこにしかなかったのです。
そこまでして入った会社をわずか半年で退社。
「根性がなかった」「学生と社会人は違うことをわかってなかった」「覚悟が足りなかった」
こう思われても仕方がありません。
自分をかなり責めもしました。
「これからどうするのか」
「もう少し頑張れたんじゃないか」
「何をやってもこれからダメなんじゃないか」
そんな思いが頭から離れません。
会社を選んだのは自分。責任は自分にあります。
確かにもう少し頑張れたのかもしれませんが、その代償としてきっと死んでました。
4.さあ!ここからです!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
暗い気持ちにさせたかもしれないことを謝罪いたします。
これまでの水叉をなるべく包み隠さずにお伝えしてきました。
ここからは水叉の現在についてです!
会社を辞めてからの水叉は、しばらく生きておりませんでした。
生命活動をしてるだけでした、私はそれを生きているとは思いません。
何か目標、夢に対して、不器用でも、上手くいかなくても努力する。
これが私の思う「生きている」です。
その間に考えたことは、自分が死ぬときに、何を達成していなければ、悔いの残る人生で終わってしまうのかということです。
それが「書籍を世に出す」ことでした。とてもざっくりしているので細分化します。
書籍を世に出す。このことに対して自問しました。
今の自分の返答はこうでした。
「自分の考え方や、自分が考えた物語を、より多くの人に伝えたい」その結果としての書籍化。
これが私の人生の目標に決まりました。自我の塊ですね、エゴエゴです。
でもいいんです。自分の人生なので。
「現実逃避をしているだけなのでは?」
そんなことないです。と思い続けなければ揺らぎそうになります。
「結局また逃げるんじゃないの?」
逃げるときは自分を諦めるときです。そうなったらあとは生命活動を続けていくだけです。
「ほんとにできると思ってるの?」
わかりません。だからこそやってみます。
お金の稼ぎ方、仕事の生み出し方、人脈の作り方。
何一つわからない状態からの挑戦です。
不安は常に付きまといます。
ただ不安はほっといても解消されません。
不器用ながらも感情を武器にして、方向性の正しい努力をし続けることで、前に進むしかありません。
最後に、私はこれまで多くの人に支えられてここまで生きてきました。
その方々に対して、またこれから出会う方々に対しての感謝の気持ちは、忘れないよう。ここに誓います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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水叉 直
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