バレエの話 クラシックバレエで舞台に立つことを諦める
今の時点で目指していることがなんなのか、ちょっとわからなくなっているところもあるし、でも辞めることができないので続けているといっていいバレエというか、ダンスの世界です。まず、今年はクラシックバレエで発表会に出るのは辞めました。
昨年まではバリエーション、小作品などで出てきましたが、昨年末から色々なことがおこって舞台の準備をする余裕がなくなったということもあります。
きちんとした作品の群舞で舞台に立つとそれは大きな達成感があると思うのですが、まず、群舞こそ、見た目という天賦の問題と全員と合わせるという意味で大変な技術が必要とされます。ほぼ、見た目で決まるといっていいと思います。先生によっては、「見た目が大切」とはっきり言う先生もいます。バレエの先生は美意識が強いので綺麗なひとが好き。これはお客様もそうだと思います。
かといって、ひとりで踊るバリエーションなど、ほぼ、主役が踊る難しい演目を自分が踊って、悲惨な姿をひとをお見せすることは、私には意味を感じない。
そういう思いからか、クラシックバレエで舞台に立つということはこれ以上、無理かなと思うようになりました。もちろん、バレエは辞めないし、もっと進化しようと思っています。
尊敬している先生からも「はっきりいって、バレエダンサーになるのは無理。でも、いいダンサーにはなれるよ」と言われました。バレエという呪縛。そうだよねと思いました。
今、わたしは「魅力的なダンサーになる」という思いを胸にがんばっています。
来年はコンテンポラリーで舞台に立つために今、努力をしています。
次はコンテンポラリーとの出会いについて書きます。