人生の土俵に乗ろう(自問自答ムンプラまとめ自問自答編)
自問自答ファッションの側面から3回の講演会を通して、私が受け取ったのは自分の人生の土俵に乗ろうということだった。土俵は決まらなくてもよくて、自分の土俵だ!と決めて、乗ってみる。乗ってみて違ったら、ほかの土俵を探しに行く。だけど、乗らずにもにょもにょしてるのは勿体無いよ!という風に私は受け取った。
第2回の手を飾るワークのためにドラッグストアに駆け込んだとき、なんかとても良い足音が聞こえたような気がした。あのときに久しぶりに自己決定権を行使した。そのことが自信につながったんだと思う。手を飾るワークをしたら、お財布買えちゃったからね!
全3回を通して見ると、コンセプト決め~ファッションへの落とし込み~お買い物計画~試着という流れになるのではないかな?と思ったので、自問自答的流れでまとめておく。
コンセプト決め
コンセプトについて主に語られているのは第2回になるかと思う。
昔の私だったらコンセプトは一発で決めるべき!簡単に変えるなんて信じられない!と思っていただろう。コンセプトだけじゃなく、最初に考えたことが正義!初志貫徹!というのが身体に染み付いて、それが良い生き方なのだと思っていた。だけど、それだとクオリティが低い!(BYムーンプランナーさん)ということを理解した。もちろんすんなり理解したわけじゃなくて、思いきりその世界に浸かっていた私はそうとは限らないじゃん!と抗おうとしていたけど、行動して選択して視野が広がっていくことを経験した。
コンセプトについては、第1回の質問コーナーでのムーンプランナーさんの回答が印象的。「コンセプトはすでに持っているので無視しない。ムーンプランナーに好きなことやりたいことを教えてあげる」と。このときはこの回答を信じられてない部分があったんだけど、今はだいぶ分かるようになった。私のことだから、すべては私の中にあって、自問自答して探すこと、答えを信じてあげること、それが大切なんだと思う。
だけど、自問自答して出した答えを信じることって難しい。頭では理解していても、心から理解することって難しい。そんな自分を信じる一歩として、第2回の最後に手を飾るワークが登場する。手を飾るワークの効果は絶大で、300円のネイルで自分の好きなものを知り、自分を信じることができた。自分の移り変わりを定点観測のように見ていくこともできるのでは?と思っている。
ファッションへの落とし込み
コンセプトを文字で書いてしっくりきても、そこから服につなげるのが難しい。ここが私が今いちばん考えているところ。ムーンプランナーさんのボーナストラックを読んでいても、どう制服に落とし込むか(=自分をどう表すか)については、またコンセプト決めや洋服選びとは別の筋肉を使うんだろう。そして、制服に落とし込むことで、コンセプトがブラッシュアップされていくのだと思う。
このハイヒールを履きたい人の例えがとても印象に残っている。たぶんコンセプトにも自己否定から始まるものがあると思う。だけど、コンセプトのままだと気づきづらい。コンセプトを試着を通して具現化することによって、自己否定の部分などしっくりこないものが明らかになっていくんだと思う。100点のコンセプトを一発でつくれないように、100点の制服も一発じゃつくれない。あまり考えずに買ってしまうと物理的な痛み(物が増える、お金が減る)を伴うから、うまく試着をしていくことが重要なのだろう。
コンセプトの制服を考えてみる。それは妄想的な楽しい作業である。だけど現実では、様々な問題が出てくる。手持ちの服、季節の兼ね合い、ファッションへ費やせる予算、妄想と現実を繋げるためには計画が必要でムーンプランナーの出番になる。
お買い物計画
第1回では、ムーンプランナーのサマリーページ(ふつうの手帳だと年間にあたる部分)を使って、お洋服を買うまでの計画の立て方をかなり具体的にムーンプランナーさんが教えてくれた。
ファッションには独特な時間の進み方があり、一般人である私たちはその時間の進み方(ファッション体内時計と動画内では言っていた)を自分にインストールしないといけない、という話があった。たしかに、夏服は夏が来る前に揃えないと快適に夏を迎えられない。ハイブランド(という言い方が正しいのかわからないけど)になればなるほど、シーズンの服を発表する時期や売り出す時期と実際の季節に時間的な距離ができる。だけど、そうやって計画的に買おうとすると、お得にゲットできる(ルミネ10%オフやMIカードのポイントアップなど)というファッション業界独特のスケジュールを知ることになった。ファッション体内時計をインストールしてから、自分の予定とすり合わせることで、良い計画を立てられるのだろう。
試着
そして、実際に試着へ行くことを丁寧に教えてくれたのが第3回である。
買わない試着の心得や試着の旅のポイントなど細かく丁寧に教えてくれた。動画を見直して改めて思ったのは、教えてもらった通りに試着の旅してない・・・😂ということだ。知識として得て満足してしまっていたので、行動に移していきたい。
この話がとても印象的だった。買っていないのに、試着をしただけでマインドが変わる。自分では変えられないこと(ルブタンを履いている人や購入している人)から、自分で努力して変われること(貯金や筋トレ)に目を向けるって、何か転換点がないと難しいと思う。だけど、試着はそのパワーを持っている。それって本当にすごいことだと思う。
今回、アウトプット祭りに参加するために見返して、今の私の課題はコンセプトとファッションを結びつけることだと明確になった。そして、そのための試着が足りていないと思う。この課題は難題な気もするけど、たくさん試着の旅に行き、たくさんの壁新聞を書いていきたいと思う。
おまけの話
今回見返したことで、ひとつ気づきがあった。
それは私のかわいいに対しての考え方だ。自己否定の願いは叶っても怒っているという話が第2回にあって、私はあんまりピンとこなくて、どこか他人事のように聞いていた。
だけど、自問自答ファッション講座で「かわいいと言われたらどんな気持ちになる?」というあきやさんからの問いに対して「かわいいに決まってるだろ、ばかやろー」と思うと回答していて、これは自己否定スタートの願いだったのでは?と気づいた。数か月前まで私はかわいいが似合う&好きだからなりたいにするべきなのでは、という思考だったように思う。なりたくないけど、かわいいを目指さないといけないから努力していて、褒められても当たり前だ!という気持ちになっていた。
だけど、かわいいは好きだけど、似合わないことを知った今、ちょうどよい距離感でお付き合いできているのは、自己否定スタートのかわいいではなく、本当になりたいかっこいいにシフトできたからだと思う。