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【小説】放課後爆音少女 あとがき

この「放課後爆音少女」という小説は、私、伊集院香織が
「みるきーうぇい」というバンドをやってきて感じたことを書き留めた、半自伝小説です。

悔しかったことも、悲しかったことも、嫉妬に狂ったあの日のことも、それを上書きしてくれた人がいたことも。全部本当にあったことです。

小さい頃から、ずっと小説を書いてみたくて、小説家は私の一つの夢でした。でもなかなか勇気が出なくて、やれ時間がないとか、やれバンドが忙しいとかを言い訳にして書いてこなかった。

でもある日、私が好きな人とお酒を飲んでいたとき、大好きな小説家のことを私が延々と暑苦しく語っていたら、
「小説を書け!はよう書け!」と言ってくれて。

たった一人の言葉で、なんだか書ける気がして。今、8万字の小説を書き終えました。


140字のツイッターで何かをツイートすることも、5分間の曲に歌詞を乗せることも、私はとても好きで。言葉が好きで。心を言葉に乗せるのが好きで。


二〇一九年九月二十九日。
誕生日の今日、小説という形で、心を言葉に乗せて公開しました。

みるきーうぇいという名前で初めてコピーバンドを組んでライブをしたときから数えると十年目の今日。
新しいことに挑戦できて嬉しいです。

みるきーうぇいというバンドのおかげで出会った全ての人に、私から、感謝の気持ちを込めて贈りたい小説です。
逆誕生日プレゼント、貰ってくれたら嬉しいです。

いつも応援してくれて本当にありがとう。


みるきーうぇい Gt.Vo.伊集院香織


P.S

主人公が最後に歌う「朝焼け」という曲は、みるきーうぇいの実在する曲です。
よかったら聞いてくださいね。大切なラブソングです。



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