開口一番で何だが、私は『ダイタク』さんが大好きだ。『ダイタク』さんは一卵性の双子で漫才師である。 そもそも何がきっかけでダイタクさんを好きになったかというと『港区おじさん』というミニドラマに出演している姿を見てからだった。 前にも書いたけど、『芸人』としてのダイタクさんより先に『演者』としてのダイタクさんを好きになったのがことの始まりだ。 ダイタクさんの魅力を語れ、と言われれば酒を飲みながら5時間は話すことができるけど、手短で的確に伝えるとしたら【表情】である。 演者
顔を洗った後、テーブルの上に置いてある四角い画面に目をやる。 その四角い画面は、まっ暗の中に天井の景色を映したままぼんやりとしていた。私は少し目を細めて画面の上を凝視する。何かしらの通知が来た時に、画面上の小さなライトが点滅するからだ。しばらくじーっと眺めてみたが、黒い天井の映像から何も変化はなかった。 「やっぱ来なかった」 * 3日前の夜。一生懸命文面を考えた。どうやって書けば私の想いは伝わるか。ちょっとでも変な
秋の風はやわらかくて少し冷たい。 きっとこれが『冬慣らし』なんだろうと思う。 カレンダーもあと3枚。 『2020年の約束』は果たせないまま あれからもうすぐ一年が過ぎていこうとしている。
つまらないことは大好き 実にならないことは大嫌い
すべてのひたむきな人へ贈りたい。 盗まれたものなんて取るに足らないもの。 自分は何も変わらない。 だいじょうぶ。 これは大好きなあの人と自分へのエール。
暑さの中に秋の空気が混じってきた。そろそろ自転車に乗るのが楽しい季節になってきた。 自転車って本当に不思議な生き物だと思う。小さな子供からおじいちゃんおばあちゃんまで誰でも乗ることができて、その気になればどこまでも連れていってくれる。 私も小さい頃は、愛用の自転車を『りんりんちゃん』と名付けてよく乗りこなしていた。本当にその気になれば海を越えて空を越えてどこまでもいけるんじゃないかって本気で信じていた。 大人になった今でも、自転車に乗るとドキドキしてしまうのは、きっとそ
私は昔、読書感想文が大嫌いだった。 小学生が読書の感想なんて書いたところで、要約すれば『面白かったです。』というものを無理矢理に引きのばした作文がただ出来上がるだけだと思う。 別に読書感想文なんて書きたい人が書けば良い。それを夏休みの宿題なんかに組み込んだりするから余計に読書感想文が嫌いになっていくのだ。 子供心に『読書感想文なんて、誰が書いたところで同じような作文が出来上がるだけなんじゃないかな。』と私は穿った見方をしていた。 現に、クラスで1人ずつ読書感想文を読み
私が芸人ダイタクを初めて知ったのは、今年初めの事。 偶然『港区おじさん』というミニドラマを見てからである。 まず、第一印象は 【なんだこのアンニュイな双子は!!!】 あの倦怠感、焦燥感、そして深い切なさ。 一気に恋に落ちるようにファンになってしまった。 『演者のダイタク』からスタートしたため、彼らが芸人だということは後に知ることとなった。大変驚いたが、彼らのYouTubeチャンネルである【ダイタクTV】を見て、「あぁ、芸人さんだから演じることもできるのか。」と妙に