企業のリスク管理
仕事で広報の仕事をしていますが、広報業務は一般的に、日々メディアと接し、新聞やテレビニュースに取り上げてもらう華やかな場面を想像する人も多いと思います。
勿論、そういった仕事も一面ではありますが、同時に企業のあらゆるリスクを前面にたって守っていくのも、とても大事な仕事です。
自動車業界の不正問題、食品業界の偽造問題など、企業の世間からの批判はある日突然訪れます。
最近の小林製薬の事件においては、初動対応のまずさ、社内の隠蔽体質など、企業リスク管理ができていなかったことが、どんどん露呈しています。
企業文化や、リスク管理体制は一朝一夕には変わりません。
組織全体で平時よりリスク管理体制を整え、万が一の時には事前のリハーサルにのっとった如く進めていく、それくらいの準備が必要になります。
せっかく、コツコツと築き上げた信頼・信用が一つの風評・事件により、あっという間に消え去る、そんな事件を日々ニュースで見ていると、企業リスクは、実は意外と身近にあるのではと思うようになりました。
そこで、部署の推奨資格でもあった、「企業危機・コンプライアンス管理士
」の資格を先日受け、無事合格しました!
資格をとったからどうこうなるものではないですが、企業のあらゆる危機管理・コンプライアンス違反等についてまんべんなく、効率的に学ぶことができました。
学生時代の受け身の勉強ではなく、自ら学ぼうと思うと、小難しくて頭に入らなかったテキストの言葉も、意外に覚えられるものです。
仕事に関する勉強は、実際日々の仕事で役に立つので、疲れてやる気が出ない日もありますが、頑張ってコツコツ続けていきたいと思っています。
今日はそんな割とまじめなお話でした。
それでは!