最強のメモ用紙【早く帰る教師術】
メモ用紙を変えるだけで早く帰ることができる。
継続的な努力は不要。アイテムの力で生産性を上げます。
”10分の作業”と”6時間の寝かせ”で最強のメモ用紙が完成。
文房具屋から買うのではありません。0円で自作します。
この記事では、現役の中学校教員である僕が使っているメモ用紙と、その作り方を紹介します。
■完成品
100枚のメモ用紙を作るので、はじめは、もっと分厚いです。
このメモ用紙には、下の方に自分の名前が印字されています。
通常、”メモ書き”を伝えたい人の机の上に置いておく場合、誰からのメモか分かるように自分の名前を書きます。このメモ用紙を使うと、その作業を省くことできます。
※画像の名前の部分は消しています
学校現場では、連絡や報告をしたい先生ほど授業で職員室に居ないものです。同僚の先生に伝えておきたいこと、電話があったことなどを、メモを通じて行うことは日常茶飯事です。
もちろん自分用の"TO DO"を管理するためのメモ用紙としても使えます。
■なぜ”最強”のメモ用紙なのか。
❶0円
お金がかからない。すべて職員室にあるもので作成できます。
❷時間のロスがなくなる。
自分の名前をいちいち書く必要がなくなります。
「名前くらい、その都度書いたらええやん。」
と、思うかもしれませんが、毎回自分の名前を書く作業を積み重ねると、時間のロスになります。
※単純に僕の苗字の漢字が長いというのもある
❸メモ用紙のサイズが L判
なんと、このメモ用紙のサイズは、 L判(はがき)です。
はがきや写真を印刷する際、高価な写真紙などで試し印刷できません。
そんなときは、このメモ用紙でお試し印刷しちゃいましょう。
■メモ用紙の作り方
❶A4データをつくる
word で下の図のようなファイルを作る。もちろん”早く帰る教師術”のところは、ご自身のお名前にしてください。
このA4用紙で4枚分のメモ用紙がつくれます。つまり、100枚印刷すると、400枚分のメモ用紙が完成するということです。
❷印刷機で100枚印刷する
印刷ミスの”裏紙”をメモ用紙として使います。
❸裁断機で100枚を4分割する
100枚の印刷されたメモ用紙を青色の点線に沿って裁断します。
➎メモ用紙を重ねて”水のり”で接着
➏クリップで固定し、放置する
次の日の朝、のりは完全に乾いているので、メモ用紙は完成です♪
このメモ用紙は当然、1枚1枚きれいにはがれていきます。
■きこりから学ぶ”早く帰る教師術”
普通のきこりは、仕事がはじまると、すぐに木を伐りにいきます。
優秀なきこりは、まず斧を研ぎます。鋭い刃の方がたくさんの木を伐ることができるからです。
生産性を何より大事にしているのです。たった数分の準備と工夫がその後の仕事のパフォーマンスを上げるのです。
メモ用紙をつくるという10分の時間で、生産性をあげましょう。1度に400枚も作れるので、だいたい半年に1回作ればOK。
このメモ用紙が机の上にあるだけで、仕事の処理速度はトータルで上がります。努力せずとも、アイテムがあるだけで仕事の処理速度があがるのは魅力です。
ぜひ、教員のみなさま、オリジナルメモ用紙を実際に作って、その便利さを体感してみてください。
明日にもできます。
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