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教員のひとりごと【警報が出た】
いくつになっても、警報で心がワクワクする。
警報が出たら”休み”になるのだ。
そういった喜びを感じれる教員は、控えめに言って最高である。
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1年前だろうか。教育委員会の人から送られてきた文章を読んで驚いたことがある。
「子どもの学びをとめないために」というタイトルで、”警報時にオンライン授業をしましょう”と推奨している内容だ。
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真顔になった。
おいおいおい。なんでシンプルに休みにしないのだ。
オンライン授業をすることになると、生徒は警報が出るか出ないかのワクワク感を味わえないじゃないか。
心が動く体験こそ学びだと思う僕は、正直、教育委員会にセンスのなさを感じてしまった。まあ、いろんな立場の人の視点に立った上での判断と提案だったのだろう。
オンライン授業ができる環境が整ったのは、生徒にとっても教員にとっても不幸である。授業や学習をやろうと思えば、できてしまうからである。
できてしまうのに、やらないのは、教員や生徒の怠慢であるという認識になる。
IT技術は人を幸せにするために 発展していったのに、これじゃ逆の結果を生んでいるな。ITを駆使する人間側が思い切って「休み」というルールを設定していく勇気が必要だと思った。
と、ひとりごとを書いている僕は、午前で仕事を完了し、午後から帰宅してアニメ祭り。最&高!
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