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私の勝手な妄想(悲)劇

集団でのストレスを軽減するために、昔から脳内で会話をする癖がある。誰かが話しかけてきた場合、どのように対応するかを脳内で常に考えている。だから、わたしの特に面白くもない話は、あなたとの関係を深める為に、何時間もいや、何週間も前から考えられてたシナリオを元に遂行されている。
でも現実は、脳内シュミレーションの様に上手くいきません。先週は、メタルギア脳内シュミレーション現実実行作戦がことごとく失敗し、理想と現実のギャップにやられて鬱になりかけました。その理由を今から話します。はい。

1年近く前、とある集団の中でこの人なら私の事を理解してくれるだろうという人を見つけた。
(私は、自己愛が強すぎて理解するより理解されたいという思いがヤバい。そろそろ大人にならないと。)
話した事は無いけど、常に孤独な感じの所があり
感情をマリアナ海溝に置いてきましたという見た目をしていた。その子との出会いは、大嫌いな群馬県を好きになるくらい衝撃的なものだったのです。めでたしめでたし。この子となら素晴らしい友達になれるだろう。また会えることをうきうきしながらずっと待っていた。

しかし、先週たまたま再会した時、私の脳内会話とは異なる世界が広がっていた。その人とは、脳内シュミレーションでは、私とだけ仲良くなる予定だったのに、(そんな都合のいいことあるか)現実では、集団の中心人物で、みんなから慕われていた。その人の話題に10分に1回はなる。みんなから名前を呼ばれる。彼女は、無敵のアイドルでした…。しかも、天然ボケも鋭いツッコミも両方出来る大谷翔平だし、イジられた時のの返し方も大変お上手だった。そうただのコミュ強だった。私みたいなボソボソ喋る孤立インキャゴミコミュ障とは完全に仲良くなれないタイプの人間だったのでした。ちゃんちゃん。

私の脳内で出てくるくらいだから、誰かの脳内でも彼女と喋るため同じ様なシュミレーションが行われていたのでしょう。その誰かのシュミレーションがたまたま当たってしまっただけなのです。彼女と上手くいくというすごい専門家の予想がたまたま現実のものとなっただけなのです。悔しくて悔しくて夜も眠れなくなりました。心のゲリラ豪雨で私の心はますます自信を失いました。

脳内会話というのは、絶望インキャが厳しい現実に耐えられなくなり、妄想で作り出したどこまで行っても美しい、自分に甘い世界なのです。誰かがわたしに話しかける。そんなことあるかよ。目を覚まして。
でも、私は夢を見続けてしまうのでいつまでも理想と現実のギャップに苦しんでずっと苦しんでいく。
ストーカーも生きづらいんだろうなと共感してしまう。でも犯罪はダメ絶対。

ああ、いつかわたしの的中率5%の脳内会話が現実のものとなり、これを見てくれるあなたとホテルのラウンジでお茶でも出来たらいいな。その時は連絡ください。孤独な私もたまには誰かと話してみたい。
おしまい。^_^


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