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叱られたい!厳しくされたい!なんて嘘でしょ?
ビシバシしごいてください!!
という人の気が知れない。
それは私が体育系じゃないからそう思うのかもしれないけど、怒られて嬉しい人っているのかなあ。いねぇよな。と思ってしまう。
もちろん、自分が犯した過ちについて怒られるのは仕方ないさ。
でも、それで喜んでいる人って
「人は、その人のことを大切に思っているからこそ厳しくするし怒るんやで」
みたいな言葉を過信しすぎてるんじゃないかと思う。
悪いけど、私はどうでもいい人にだってプチーンと切れたら怒るし、嫌いな人にだって怒れる。
大切な人だからこそ怒れる、なんてまやかしだ。
別に人は、プチーンと来たら誰にだって怒れるしビシバシしごける。
それを前提に言えば、別に怒られるのってどう考えても嬉しいことじゃない。
完全に過失である。
怒る側だって別に怒りたくて怒っているわけではない。中にはストレスが解消されたりする人もいるかもしれないけど、怒ることってものすごくエネルギーを使うことだし、相手から煙たがられるリスクも高い。
できることなら怒りたくない。なんなら怒らなくても済むような優秀な人が下に来てほしい。
そう、大前提人は人に怒りたくない。そして、人は人に怒られたくない。
だからその、よくわからない体育会系的な感覚は、多分思い込みである。
怒られなくて済むなら怒られない方がいいし、怒られたからって大切にされているわけでもない。
あなたのことを思うから叱っているんだよ、というのは嘘ではないとは思うが、言い換えれば、とっととダメなところを受け入れて変わってくれ、という意味でもある。それは大切だからとかそうじゃなくて、そうしてもらわないと困るからなのである。
だから、叱ってください!という人の気が知れない。いやいや、叱られちゃダメなんだよ。と思っちゃうし、本人も叱られたいと望んでないんだろうな、と思いながら体育会系で二人三脚で動く人たちを横目で今日も見る。
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