モテるために好みじゃない服を着ると、好みじゃない人にモテてしまう

1年ぐらいYouTubeの方向性について悩みに悩み、夜にふと思い出して眠れなくなり、何度もノートをぐちゃぐちゃにして迎えた朝があったわけですが、昨日ついに吹っ切れたのでご報告します。

結論、「ああ、趣味でいいんじゃん」って思うことで、どうでもよくなってしまった。

自分はマーケターではないし、完全感覚人間なクセに、ビジネスに少し触れて学んだ「ターゲット」とか「ニーズ」とかそういうものに惑わされて、自分が本当にやりたいことを見失ってたんだなって。

いわゆるチャンネル設計みたいなのを考えすぎていた。たぶん、顔を出すのが嫌で、出すからには失敗したくないなって思って。

世の中はぜんぶマーケティングだという。やりたいこととニーズを掛け合わせて売っていく。それは限りなく再現性高くヒットさせることができる。

でもその考えはわたしにとってはちょっぴり苦しい。

求めている人がいるから求められていることをやるんじゃなくて、たまたまやっていたら求めてくれた人を見つけた、そんなやり方がいい。

その考えは、ライブ配信をはじめたてのときとちょっと似ていた。いろんな配信者を見て、「なるほど、こういったことを言えばいいんだな」とか、「メイクはちゃんとしたほうがいいんだな」とか、成功の近道は見えるけれど、自分らしさを隠してまで得るものはないとすっぴんで限りなく色気のない配信を貫いた。

たしかに一般ウケはしなかったけれど、ウケてくれる人にはウケた。

偽りの自分を見せるとまわりまわって不幸になるのは自分なのだ。

自分の好きじゃない服や髪型をしてモテても、自分のタイプではない人にモテるように、ありのままでいたほうがありのままの自分を受け入れてくれる人がやってくる。

辛い思いをして好きでもない人にモテるってすごい不幸である。自分にとっても相手にとっても。

だから、背伸びをせずに自分らしく生きる、というのは本質だ。

自分をよく見せようとがんばっても、集まるのは本当の自分を見てくれない人だから。

自分に素直に生きると離れていく人もいるけど、素直じゃないまま付き合っても仕方ないからね。

着飾らなくていい、変に笑顔をつくらなくていい、ちゃんとしなくていいって最高じゃんね。

そんなわけでニーズとかどうでもいいから、やりたいことをやってみようと思いました。

たとえ花が咲かなくても、嘘ついて選んだ苗じゃなくて、自分で決めて選んだ苗なら納得できるもん。

いいなと思ったら応援しよう!

いしかわゆき(ゆぴ) #ADHDフリーランス 発売中!
サポートは牛乳ぷりん貯金しましゅ