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sono_note
ひとり、おうちで仕事ができる人
「明日はおうちで仕事をバリバリやるんだ~!」
とはりきって床に就くんだけど、そこから午前中のうちに仕事に着手できた試しかないのは何故でしょう。
最近ずっと外に出ていたので、久しぶりに1日中家で過ごしてみたけれど、エンジンがかかり始めたのはお昼過ぎだった。
のっそり起きて、パスタを作って食べて、「あぁ~やらなきゃ~~」とパソコンに向かう。
おかしいな。脳内の計画書によれば、早起きしてサクッと仕事をして漫画を読んでいる予定だったのに。
自分は家でも仕事ができるタイプではあるけれど、エンジンがかかるのがすごく遅い。たぶん今は、会社員時代の半分ぐらいしか働いていないような気がする。
その自覚があるからこそ、独立したての1年間は起きてからすぐに家を出て外で働くようにしていたし、マジで納期がやばいときは友だちにお願いして朝活に付き合ってもらったりしていた。
我ながら意志が弱いと思うけど、「人の視線」というのは仕事を進めるうえでかなり大切だと思う。
わたしも作業中に話しかけられたりガッツリ見られるのは嫌だけど、視線のある場所だと不思議と背筋がシャンと伸びてくる。「やらなきゃ!」って。
わたしたちが考えているより、人間ってひどく怠惰なものだ。号令がかからないと動けないし、「いつまでも寝ていてもいいよ」なんてやさしい言葉をかけられたら、本当にいつまでも寝ていたくなってしまう。
だからこそ、ひとりで何かを成し遂げようとすることは、本当に尊い。誰でも真似できることじゃない。
ひとり、家に閉じこもって、誰の力も借りずに。
そんなこと、誰だってできるわけじゃない。だから私も、誰かを巻き込もうとするわけだし。
やる気のない日は絶対にある。
だからこそ、どうしたらいつもの自分でいられるか、環境を整えていかなくちゃと思う。
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