1ミリも時間を無駄にしたくないズボラさん向け発信法
先日『子育てしながらフリーランス』を上梓されたカワグチマサミさんと「ズボラ発信法」について話すタイミングがあった。
かくいうわたしもめちゃくちゃズボラで、「発信に1ミリも大切なリソースを割きたくない」という考えをもっており、この話題は大いに盛り上がったので、noteにも軽くまとめておきたい。
①スキマ時間を有効活用する(移動中、休憩中、寝る前)
ズボラ発信の要となるのが、いかにスキマ時間というゴールデンタイムを日常のなかから発掘できるかどうか。
わたしはなかなかハードな会社に勤めていたのでわかるのだが、忙しいなかで「誰かと一緒にごはんを食べる」時間までは取れなくても、「数ツイート生成する」時間くらいは取れる。
通勤中の電車のなか、お昼休憩、バス停でバスを待っているとき…など、探してみると意外とスキマ時間はゴロゴロ出てくる。
そして、わたしが「スキマ時間」に加えて利用しているのが「ながら時間」である。
たとえばテレビ鑑賞中。面白いトピックのときや好きなアーティストが出ているときは真剣に観るけど、興味のないものやCM中などは手持ち無沙汰になるので発信に充てたりすることもある。
たとえば歯磨き中。ずーっと鏡を見て歯磨きをするわけでもないので片手でポチポチと文字を打つこともある。
たとえばお風呂のとき。湯船に浸かっている20分、わたしは暇すぎてラジオを収録している。
「なんか手持ち無沙汰だ。なんか書こう」とLINEをチェックするぐらいのノリで書いている。
これまでに300本以上のnoteを生成してきたが、「note執筆に1ミリも力をかけたくない」という強い思いから、基本的にスキマ時間にしかnoteを執筆していないので、本当にスキマ時間は侮れない。
②Twitterをメモ代わりにしてネタを下書きにストック
ただ、スキマ時間が発生したところで、いきなり「書こう!」と思ってもポンポンネタが湧いてくるわけではないので、日々の暮らしのなかで少しずつネタを集めていくことも大切だ。
わたしは友人といるときでも「その話、おもしろいなぁ」と思ったらメモを取るのだが、これを1トピックごとにTwitterなどのSNSに直接メモをして下書き保存してストックするようにしている。
そうやって日々「おもしろいなぁ」「それってどうなの?」「わたしはこう思ったなぁ」みたいなぼやきを集める。
頭のなかに溜めておくだけでは誰にも伝わらないし、いつか忘れ去られていく。でも、きちんと言葉にしてストックしておけば発信のタネになる。
これも思いついた瞬間にやればじっくり考える必要もないので、まわりまわってラクな道なのである。
③本や映画の感想は秒で書く
本や映画を摂取したあと、いろんな思いが頭を駆け巡ることだと思う。
でも、これが3日経つと、もう主人公の名前すら思い出せなくなって、公式ページに行ったり、ページをまたパラパラと捲ったりする必要がある。
もはやわたしは思い出すのがめんどくさい。
「宿題を授業中におわらせる感覚」とでもいうのだろうか。公式は習ったうちに反映させたい。
だから、本を読んだらそのあとの10分ぐらいで感想を簡単に書くようにしているし、映画を観たら帰りの電車で感想を書く。
そうすると、「やったー、これで忘れても大丈夫だ〜!」と思えるので、宿題を抱えずに家に着いたらすぐに遊ぶことができるのだ。
「忘れるために書く」というのはズボラ発信のコツである。
④自分に合ったSNSを選ぶ&リサイクルする
ここまで「発信」と言いつつTwitterとnoteの話しか出てきてないが、わたしはInstagramがあまり得意ではない。
あれに関しては画像作成などをしたりハッシュタグを30個も選定したりと日々の「ながら」でやるにはハードルが高すぎると感じているのである。
もちろん、Instagramのほうが得意だという人もいるし、TikTokがラクだという人もいると思うので、ぜひ自分に合ったもので発信をしてみてほしい。
そして、わたしがよくやるのがコンテンツの「リサイクル」だ。
このnoteだって、もとはと言えばVoicyのネタをそのまま書いているだけだ。ちなみにわたしはすでにTwitterにもちゃっかり同内容のことを投稿している。
意外とリサイクルしても「コイツ同じことばっかり言ってるやん」とはならないのがリサイクルの不思議なところ。それぞれのSNSにはそれぞれの住人がいるし、見ている時間もまちまちなので、ガンガンリサイクルしていこう。
⑤頑張らない
そしてこれが一番大事!頑張らないこと。無理なくやること。
わたしも精力的に発信しているように見えるかもしれないけど、丸一日何も呟かない日もあるし、しれっと1週間noteを投稿しないときもある。(ちなみに今回のnoteは1週間ぶりだよ♡)
でも、別にそれでいい。頑張って頑張ってある日パタリとやめるよりは、ゆるく確実に続けることのほうが100000倍大事なので、そのぐらいの気持ちでいい。
というわけで、閉店間際のカフェでごはんを食べながら書き始め、翌朝電車遅延につき乗ることになったタクシーのなかで書き終わったnoteがこちらです。パソコン?机?必要ない必要ない。
そんぐらいの熱量でええんやで。
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