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YouTubeが怖すぎて1年間投稿できなかった話

私ごとですが、1年ぶりにYouTubeを再開しました。

たった4分間の動画だけど編集は2時間ぐらいかかったのかなぁ。

「あー、文章なら1/3ぐらいの速さでパパッと書けるのにな」と思いながらスマホでちまちま編集した。

つまるところ、撮影時間と合わせるとトータル2時間半ぐらいの時間がかかっているんだけど、実は「葛藤時間」を含めると1年近い時間がかかっています。

動画を出すのが、ものすごく怖い!!!

その気持ちとずっと戦ってきました。

文章を書くことと、動画を撮ることで、何が違うのかというと、「その人自身」がより浮き彫りになることなのかなと思います。

もちろん文章から人柄や性格が伺えることもあるけれど、動画の持つ情報量は計り知れない。

たとえば、背景に写っているもの。
話し方や口調。
そして顔や髪型。

このすべてを不特定多数の前に晒すのには、やっぱり勇気がいります。本当に。

少しずつ丁寧に書ける文章と違って、動画は少しずつ撮るには環境を同じにするのに労力がかかるから大抵1日で撮るし、エネルギーがいる。それにいつだって完璧な状態でいられるわけじゃない。

真顔で書いても何ら支障ない文章と違って、表情や声色まで神経を尖らせて、言葉選びに気をつけて話すのも、なかなかに大変です。

自分を客観的に見ることってなかなかないので、動画にして見てみると、ふらふらとした目線の動きも気になるし、何度も出てくる口癖も気になるし、顔面が盛れてないし、もうイヤ!ってなります。

わたしは自分の顔がそんなに好きではないので、過去の動画を観ると「おおんブス…」となってしまうし、精神衛生上非常によくない。

でも、それよりもなによりも無視できないのは、外部からの声だったりします。

先日受けた性格特性診断では、

好奇心旺盛で創造を好み、社会的成功を求めて自己実現していきたい!という気持ちが強いのにストレス耐性がなさすぎてすぐにメンタルやられる性格

という散々な結果が出たとおり、ちょっとでもなんか言われると「うぇぇもうやだぁぁぁ」となる性格なもんで、なんでお前発信してるの???ドMなの???とつねづね思います。

ただ、そんな尖った発信もしてないし、そこそこ言葉選びには気をつけている(つもり)なので、ハッピーなことにTwitterではそんなにひどいリプはもらったことがないのね。

まあ基本的には自分と関連するユーザーしかレコメンドされないし、誹謗中傷とは無縁の生活を送っていたわけです。

それがYouTubeという大海原に出た瞬間、

「顔面以外は◎」(うるせぇ)
「ぶっさw」(うるせぇ)
「30くらいに見える」(うるせぇ)

という「それ、本人に直接言う必要性ある?」と突っ込みたくなるコメントがくるのおおおお!

今のところこの3件ぐらいしかないけど、このたった3件に「もぉまぢむり」ってなるぐらいにはストレス耐性がないのでYouTubeが怖いのです。

だって普段とても幸せに暮らしているのに、わざわざ戦場に行って全身に刃を受けるようなもんじゃないですか。いやよわたしそんなん。

気分的にはひとりで重要な記事をチェックしているイメージ。

言葉選びオッケー?
背景に変なもの写ってなーい?
顔面盛れてるー?
内容にやばいとこないー?

って。

それでもどんなにチェックしてもそういうコメントは来ちゃうと思うの。

「世の中にはいろんな人がいるので、すべての人とはわかりあえない」のは知ってる。だから、利用者が多く、小学生などもいたりするYouTubeをやるうえで心ないコメントが飛んでくるのは致し方ないのです。

…と頭の中ではわかってるけど、たった3件ぐらいのコメントでYouTube復活するまでに本当に長い時間がかかっちゃいました。

心から向いてないなーと思います。でも、向いてないなーと知るのはもっと後になってからでもいいなって。

わたしにとってのYouTubeは記録で、昔投稿していた「フリーランス独立初期の苦悩」みたいなのも、多分今撮ってって言われたらそのときの気持ちを鮮明に思い出すことはできなくて、それがもったいないなぁと思います。

「このとき何を考えていたんだろう?」
「あのとき何をやっていたんだろう?」

そういう小さいことを残していって、それに共感してくれる人がいて、毎日しあわせでいられたらなーと思います。

できるだけがんばらずに。むりせずに。やる

思いを持って発信する人たちの歩く道があたたかいものであることを願うばかりです。

インターネッツは人の人生を豊かにするために生まれた最大の娯楽だから、それに人生を蝕まれるのは意味わからんと思うもん。YouTubeもね!

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