1週間2万円で叶うホテル暮らし。お試しNOWROOM でマスタードホテル浅草橋に泊まってみた
コロナで自粛が始まってからというものの、リモート化が加速し、良い椅子を買ったり、モニターを導入したり、自宅での作業環境を整えた人が増えたように感じます。
しかし、それはそれ。
ずっと同じ場所で作業してるって、飽きません????
わたしは飽きました(どぉん)。
駅まわりのカフェも開拓し尽くし、毎日変わらない風景を眺めながら作業する日々…。
そんなわたしのもとに、ひとつのツイートが回ってきました。
「浅草のホテルに住めて、温泉もカフェもあって、個室で1週間2万円」
2万円んんんん〜〜!!?? 1泊じゃなくて!!!!!!!??????
…と思わず二度見。
うん、サイトを拝見してもどうやら間違っていないみたいです。日割りで計算すると、1泊3000円ぐらいでしょうか。破格すぎるにも程がありませんか?利回り大丈夫?(心配するとこ)
とりあえず、ツイートがバズって価格が爆上がりしないうちに、すぐさま予約することにしました。
その後、該当ツイートはクッソバズって万単位でいいねがついたので滑り込みセーフです。危ねぇ。
ちなみに最初にお話しておきますが、当方ドミトリータイプの部屋があまり得意ではなく、このホテルなら自宅以上の環境で快適に過ごせると感じたのでこちらに決めました!
お試しNOWROOMとは
さて、まずは今回使ったお試しNOWROOMというサービスについて軽く説明をば。
ざっくり言えば、「旅暮らしするには勇気がいるし、今の家も手放したくないけど、ちょっと環境を変えて暮らしてみたいぞお〜」という人のニーズを叶えるサービスです。
東京23区内の他、軽井沢や大阪、沖縄などのホテルやゲストハウスに1週間1万円から宿泊ができちゃいます。現時点で約10施設あるそう。
予約のやり方は、サイトにアクセスして予約フォームに入力したら、スーパーゲスト(その施設のリーダー的存在の人)からLINEで連絡が来るので、チェックイン日時を連絡して終了。
めっちゃ簡単〜!良い〜!
特徴としては、
①電源、Wi-fi完備など、リモート作業環境が整っている
②各拠点にスーパーゲストがおり、利用者同士の繋がりができる
③破格でいろんな場所を転々とできる
といったところです。
その他にも、個人的にはメリットがあると感じた部分が多々あったので、まぁとりあえずわたしの1週間ホテル暮らしの様子を見ておくれよ。
というわけで、1週間のワーケーション、スタート。
宿泊したのはマスタードホテル浅草橋2
ここに決めた理由は、大きな人工温泉があること、個室で清潔感があって綺麗なこと、そして浅草駅から徒歩3分という神立地であることです。イェーイ!
1階ロビーには電源完備のちょっとしたコワーキングスペースが。
「マスタードホテル」のメインカラーであるマスタード色の自転車はレンタルできるみたい。
今回わたしは8階のお部屋でした!個室はセミダブルで2名予約も可能みたい。
机と冷蔵庫、電気ポット、ドライヤーがあります。バスタオルはフロントで交換してもらえる。館内着は真っ黒な浴衣とスリッパがあり、パジャマ不要なのも地味に嬉しい!
完全遮光ロールカーテンで夜もぐっすりやで。なお、週半ばに清掃が入るのでずっと清潔なお部屋をキープできるのも高ポイント。
部屋にはユニットバスもついています。シャンプー、リンス、ボディソープ完備。歯ブラシだけないので忘れずに持っていってください。
2階にはコインランドリーと作業スペースが。洗濯が終わるまでここで作業するのもアリ。みんなで集まってワイワイすることもあるみたいです。
ちなみにコインランドリーは1回300円。洗剤ボールはフロントで100円で売られています。
小さなキッチン。電子レンジがあるので、節約したい人はここでラーメンを作ったりも。
そして大浴場〜! 温水ではなくちゃんと温泉なの!
生体活性作用の高い光明石を泉源体とした光明神々温泉(人工温泉)という単純温泉で、腰痛・肩こり・疲労回復・冷え性などに。
朝10:00〜14:00の清掃時間以外はずっと使えるので、わたしは夜中に行ってひとり風呂をエンジョイしていました。
改めて、ここに1週間滞在でたったの2万円ですよ。光熱費も込みで。破格だよねぇ…
続いて、お試しNOWROOMのメリットについて話していきたいと思います。
メリット①人との繋がりができる
お試しNOWROOMは人との交流にも力を入れているみたいで、各拠点に「スーパーゲスト」というリーダー的存在がいたり、LINEグループがあったりします。
普段は関わらないような人たちと繋がれたり、1〜2日という短期間であっという間に仲良くなれるのもお試しNOWROOMならでは。
フリーランスから、会社員までいろんな人が泊まっていました。
個人的には、シェアハウスほど密接にならず、孤立せず、まぁ〜ちょうど良い距離感でした。
イメージとしては、誰かが「今からごはん行かない〜」とLINEグループに投下して、一緒にごはんに行ったり、下のロビーで話しているところに新しく混ざっていったり、ナチュラルに交流が生まれていく感じです。
日中はそれぞれ働いていることが多かったので、夜にみんなで集まってホッピー通りに繰り出したり、隅田川に遊びにいったり、楽しかった!
マスタードホテルはゲストハウスではなくホテルで、一般の宿泊客もいるので、他の施設よりも交流は少ないほうなのかな、と感じました。(ワイはコミュ障なのでこれぐらいがベストだが…)
マスタードホテルから徒歩20分のところにあるボンズハウス両国にも遊びに行ったのですが、1階にレストラン・バーが併設されており、溜まり場もあって、こちらは大勢の人と関われそうな雰囲気でした!
なので、交流メインに考えたいのであれば、ホテルではなくゲストハウスが良いのかな〜と。「動画合宿」とか「フリーランス合宿」とかいろいろ開催しているみたいです!
メリット②その土地の知らない魅力に気付ける
浅草と言えば、遠い昔におデートで行ったぐらいだったので、こうして1週間暮らしてみると、いろいろな発見がありました。
花やしきで半日過ごしてみたり…
深夜のだぁ〜れもいない浅草を歩いてみたり…
オシャレカフェで作業したり…
浅草グルメを堪能したり…
ええなぁ〜旅暮らしって毎日こんな感じなのかな〜というのを擬似体験できます。
観光で来ると、有名なスポットだけまわって終わってしまうけれど、1週間あるのでのんびり開拓することができるのが良かった。
ちなみに宿泊代は破格でも、グルメが美味しすぎると予算オーバーするので注意してください。
浅草は観光地なだけあって、場所によってはめちゃくちゃ高い。でも、せっかく浅草にいるのだから、有名グルメはチェックしておきたい。そんな狭間で揺れる思い。
メリット③無駄カットで時間が生まれる
これはホテルならではのメリットかもしれませんが、片付け、お風呂掃除、皿洗い…などといった家事全般がすべてなくなり、時間に余裕が生まれます。
家事をやらなくて良いってしあわせ〜!
増えた時間を作業にあてる。生産性が上がるという素晴らしいサイクルを生み出すことができます。
ホテルに戻ればふわふわのバスタオルとパリッとしたシーツがあって、大浴場がある。これが、お金で時間を買うことか…とひしひしと感じました。
メリット④体感時間が長くなる、ストレスフリー
滞在中、「この1週間、異様に長いな…」と思うことが多かったのですが、人は新しい体験をすると体感時間が長くなるという研究がありましてですね…
毎日新しい場所に行き、新しい人と出会い、新しいものを食べるだけで、どんどん時間が増えていくんですね。
そして、いつもと環境を変えることは良い息抜きとなり、日々のルーティンのなかで感じていたストレスが浄化されていくのを感じました。
個人的には1ヶ月単位でこの生活を続けると飽きが来てしまったり、ホームシックになりそうだなとは思いましたが、1週間という期間はすごくちょうど良かったです!
次は長野か沖縄でリフレッシュしたいな〜。
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