自信がないあなたへ何度でも言う、『あなたはすごい』
最近周りの友達がバタバタと闇落ちしている。
いや、闇落ちという言い方は正しくないな。仕事に疲れて心を病んでしまっている。
それで、あまりにもひどいので
『早くエスケープしなよ…!』
と言うんだけど、テコでも動かないんだこれが。
なんでかと言うと、大体鬱になってしまう人は、『完璧主義』な人が多く、完璧な理想の自分と現実の自分の乖離が許せなくてもがいているうちにだんだん病んでしまうそう。
自分はもっとできるはずだ、自分なんかが鬱になるはずがない、って更にがんばってしまう。
更にタチが悪いのが、周りの意見をまったく聞いてくれない。
でも、そんななかで、やっぱり逃げるにしても1番気がかりなのが『お金』のこと。
幸い私は周りにフリーランスやブロガーなど、己のスキルでマネタイズをしている人が多いので、会社勤め以外のお金の稼ぎ方も知っているし、それで稼ぐことになんの抵抗もない。
でも、知らない人にとっては、『会社以外でお金をもらうなんて意味がわからない』世界でもある。
バイトや会社以外でお金を稼いだことのない人にとって、それはもう別次元の話だし、会社からポンッと出た『個』の自分にどんな肩書きをつけたらいいのかわからないんだと思う。
そんな人は、
『私はエクセルしかできない』
『私は文章しか書けない』
『私は計算しかできない』
という。
どうして誰しもがエクセルができて、文章が書けて、計算ができると思うんだろう?
それはきっと、その人の会社では『当たり前のこと』だったからに過ぎない。
完璧主義の人は『自分で自分を評価すること』が苦手らしい。
だから、いつまで経っても100点を取ろうともがくし、いつまで経っても100点にならない。
でも考えてみてほしい。その100点って他人にとっても100点なのかなあ。
相手にとっては60点かもしれない。
クソのようなスキルかもしれない。
でも、なかには『200点だ』って言ってくれる人は絶対いる。
だから『自信がない…』って両手を握りしめてないで、とりあえず一度、教えてほしい。
あなたは何ができるの?
それで、ちょっと自分にできることを出してみて、それでも自信がないのなら、私が断言するよ。
あなたはすごい。
きっと、誰かができないことができる。
だから、ぺしゃんこに押しつぶされちゃう前にそれを出してみてほしい。
あなたにとっては息を吸うようにできることが、誰かにとっては宝物になるから。
おしまい。
P.S. ボロボロだった友だちは、休職して新しいことをはじめました