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実は、「努力する」「練習する」ことが大の苦手です

こんだけnote書いていると、「コツコツ投稿していてエラい」「たくさん文章書いていてすごい」と褒めてもらえることがあるんだけど、実はわたし、努力とか練習が大の苦手である。

小中学生のころ、ピアノを習っていても家で練習したことはほとんどなく、いつも行き当たりばったりで教室に突撃しては「練習してないね!」と言われていたし、宿題も当日の朝教室でやるような人だったし、マジで何の準備もせず望むタイプである。

1年ぐらいやっていた部活も、公式の朝練は参加するけど自主練なんかしたことないし、勝ちたい!と思ってがむしゃらにやったこともないし、なんつーかこれまでの人生で努力や練習をしたことがないのだ。

そんなもんだから、努力の天才に勝てない。

器用貧乏タイプなので、そこそこはできるんだけど、練習ができる人にどんどん追い抜かれていく。しかも、情熱もないのでそれを「別にいいかぁ」と思って見ている。

そんなんだから、これまでにいろんな習いごとをしてきたのに、何も極められていない。

Webデザインの勉強も、コツコツ練習ができなかったので、講座だけ受けて終わっている。本当はデザインを模写して練習したりしないといけないのに。

でも、なぜかまったく努力や練習をしていないのにできることがある。

それが、文章を書くことと、歌を歌うこと、そしてイラストやグラレコを描くことだ。

なぜ練習をしていないのにできるのかと言えば、たぶん、本人が練習だと思っていないからなのである。

「ラクだからやってる」「楽しいからやってる」「無意識にやってる」

そんな感じ。

わたしにしてみれば、「友だちと遊ぶ」のと同じ感覚である。(何なら友だちと遊んでいるより文章を書いているときのほうが楽しい日もある)

学校から帰ってきたら、まずブログを書いて、次の日のブログに載せるための絵を描いて、お風呂に浸かりながら歌を歌う。そんな学生時代を過ごしていた結果、自然と上達していった。

それはまったく「努力」とか「練習」とは無縁の感覚で、本当に趣味や息抜きの領域なのである。

だから、このnoteを書いているのも努力とか練習とかそんなもんではなく、なんか楽しいから書いてるだけなのだ。

先日、仕事にするなら得意を磨こう、という話をした。

この「得意」って何なのか。

それは、無意識にやっちゃうことだと思う。

わたしの経理を担当している友だちは、節税について調べたり考えたりするのが大好きで、税金まわりとなると永遠に喋ってしまう。

わたしの友だちは収集した情報を可視化するのが好きで、現在出産準備中だが、育児まわりの本を読み漁ってはイラストと文字に起こしてまとめている。

わたしの友だちはビジネスモデルを分析するのが好きで、お店に入るたびに回転率や提供スピードを見ていたり、メニューや食材を見て原価や利益率について話している。

これらのことを、友だちは無意識でやっていると思うのだけど、この繰り返しがみんなのスキルを磨き上げているのだと思う。

もちろん、仕事にするのならわたしみたいにインタビューの術を取得したり、書き方を学んだりと+αのインプットは必要だと思いけど、ベースとして大事なのは無意識に勝手にやっちゃうことなんじゃないかな。

努力と思わずにできること。それがあなたの仕事のタネになるかもしれない。

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