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【読んだ本・観た作品】2024年2月のインプットまとめ
微妙にネタバレがあるかもしれません。ごめんなさい! 備忘録的に残しておきたい作品たちです。
小説・ビジネス書・エッセイ
スープで、いきます / 遠山 正道
1人ごはんはスープストックと決めているヲタクなのでファンブックを読むような気持ちで熟読。
企画書がまるっと掲載されているのはもちろん、「こんなメニューがあったんだ」「あの店舗は初期からあるんだ」とスープストックの軌跡を辿れる1冊。物語としても面白い!
婚活中毒 / 秋吉理香子
一見普通の婚活だったはずなのに最後の最後でサスペンス的展開になったり、「⁉︎」な結末が待ち受けている短編集。婚活をテーマによくぞまぁここまでコミカルに書けたものよ…。ライトな感覚で読めるのでさくっと味わいたい。
木曜日にはココアを / 青山美智子
最近お気に入りの青山美智子さん。ほっこりしていてゆるりと読めて、心の奥がポカポカとあたたまる、まさにココアのような短編集。
デビュー作だけあって青山さんの原体験であるオーストラリア滞在のエッセンスが散りばめられているのも素敵でした
漫画
三角的恋愛の饗宴 / 日高トラ子
中学2年生の響は、学年最高の美少女ともてはやされる高嶺の花的存在。そんな彼女が愛しているのは、義理の兄である亮。亮を振り向かせるためなら手段を選ばない。響は亮の気を惹くため“当て馬”的彼氏を作るが――。
いやこの話好きですわ。当て馬的な感じで、でも思いは届かなくて、という王道ラインを超えてトンデモナイ方向にやってきたなと(笑)。ネタバレするからこれ以上は言えないけど、今月1番衝撃を受けた作品です。
世界にさよならのキスをして / 日々の杏
男女間には友情か恋愛かの2択しかないのか? と言われると、そういうわけじゃないと思うけど、それ以外の関係性にはどんな名前をつけても歪に見えてしまうよね。ましてやお互いの想いの大きさがちょっとズレただけでもすれ違ってしまうような危うい関係。まさにその渦中を描いている作品。
続きが気になりすぎる!
明日、私は誰かのカノジョ / をのひなお
ついに終わってしまったーーーーーー。現実はともかく現代の女の子が抱えている毒親問題や集計恐怖症、色恋などさまざまな問題を内包した漫画でしたね。裏垢で覗いているような感覚が好きでした。
青春のアフター / 緑のルーペ
オトナになった僕の前に現れたのは、高校生の時に目の前で消えた、大好きなあの娘だった――。
いやしんどすぎる。誰も悪くないとはいえ、一途に思い続けていた人が目の前に現れる「どうして今なんだ」という絶望。死んだ人を超えるのは難しいというけれど、これはほぼ同義だと思う。青春に忘れたものとどう向き合うか。もはや恋なのか未練なのかよくわからない感情が生々しい。
束の間の一花 / タダノなつ
医師から宣告された余命を過ぎても生きている千田原一花は不確かな命を抱えながら大学に通う日々を送る。最初から最期が何となく見えているとはいえ、「ここで終わるんだなぁ」と思ってしまったり。最期はいつだってあっけなくて、でも別れが辛くならないようにと気持ちを抑えるのも違う気がして。言葉通り、命懸けの恋。
あそびあい / 新田章
自分の欲望と快楽に素直すぎて、いろんな人とエッチしちゃう小谷さん。彼女を独占したいピュアボーイ・山下くん。そんな二人のストレンジラブストーリー。欲望と恋心って違うよね。欲望を重ねたところで恋に発展することはないよね。どちらの気持ちも何となくわかるなぁ。
映像作品
マッシュル-MASHLE- / 田中智也
頭空っぽにで見られる「ザ・ギャグ漫画」な感じが見ていてすごく安心するし、脳死で見られる感じがとてもいい。いろんな要素がてんこ盛りという感じだけど!
THE HOUSE SEASON1-2
特定のメンバーを追放できるという最高に下劣な恋愛リアリティ(笑)ダレノガレさんがとてもいい仕事をしている。こんなにざっくばらんなことある?地上波でやっていたことが信じられないよ!出演サイドには悪いけど全員イメージダウンするしかなくてちょっとかわいそうだった。
ラブデッドライン / Netflix
生々しすぎる! 参加者の年齢層が高めなのがリアルでよかった。やっぱり大人の恋愛〜結婚は若手と比べたら慎重なんね。進展は早いんだけど最後の意思決定がなかなかうまくいかずにもどかしかった。結婚は勢いなんだなきっと。
まとめ
今月は「一筋縄ではいかない、ちょっと変わった恋愛」系の漫画をたくさん手に取ってみました。漫画ライターのちゃんめいさんがXで紹介してくれたもの、全部当たりだったなぁ。
MVPは「三角的恋愛の饗宴」です。ただ、友だちにはものすごく勧めにくいです()。そんなんある!? という展開で、泥沼具合がすごかった。引き続き一筋縄ではいかない系漫画を読み漁っていきたい所存です。
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