「なんとかなるっしょ」楽観的マインドの作り方

なんかねぇ、謎の自信があるんですよ。心配性とは真逆の資質。楽観的というか。

しかも不思議なのが何かを成し遂げているわけでもないし、自信を裏付けるような努力をしているわけでもない。

声優のオーディションに臨んでいたときも、「まぁ受かるときは受かるし、落ちるときは落ちるっしょ！」ぐらいの気持ちで臨んで、2/3は落ちたけど1/3は受かった。そんな感じ。

部活や習い事に本気で打ち込んでいたこともないし、大会やコンクールに出たこともない。TOEICとかもちょっと勉強して、及第点が取れればまぁいっか、みたいな。就活でもどっか受かればまぁいっか、と受けてほぼ全滅しても「なんとかなるっしょ」とどこか心のなかで思っている感じ。

この楽観的な資質は一体どこから来てるんだろ。

…と考えたとき、いくつか思い当たることがありました。

自分にも人生にも何も期待していない

自分は何も期待してないのかもしれない。人生のハードルが低いんです。

どうせ先々のことを心配したところで、何が起こるかわかんないしって思ってるし、死ぬときは死ぬって思ってるんですね。人生アンコントローラブルなことが多いじゃん。

学校生活をエンジョイしてたら転校することになったり、ルンルンな未来を描いたところで失恋したり、オーディションに受かると思ったら普通に落ちたり。

いや、恋愛もオーディションも頑張ればいけるかもしれないけど、成功確率を上げるだけで、先方都合もあるのでダメなときはダメだと思ってるんですね。究極的には。

特にオーディションでは、ヘタクソだけどスター性があるとか、顔が可愛いとか、努力云々以外の要素でジャッジされるような世界を見ちゃったので、余計に「これは自分を責めるだけ自己肯定感が下がるだけだな」というマインドが染み付いちゃったんですね。

だから逆に、楽観的な気持ちでいろんなことに挑戦できてるんだと思う。「なんとかなるときはなる、ならんかったら後で考えよーっと」的な気持ちで。

普通は「負けた！！悔しい！！」ってなるところを、「まぁ普通だよね」で終わるのでまったく引き摺らない。イコール成長にも繋がらないんだろうけど、本人は失敗だと思っていないのでまったく落ち込まない。

それに、ダメだったとしても別に死なないやん。現に今死んでないし。

だから、「ああなんかダメだったなー」と思っても、死んでないからいっか…という思考になる。くよくよ悩まないんですね。良くも悪くも。

最悪リカバリすればいいと思っている

このnoteでも書いたとおり、わたしの人生はリカバリだらけです。

就活に失敗したけど、転職でリカバリしたり。声優になれなかったけど、社会人になってからオーディション受け直したり。

日常でも、遅刻したらお茶を奢ってごまかしたり、忘れものをしたらコンビニで買ったり、取材で失敗したら原稿で巻き返したり…みたいなリカバリが多々あって。

最悪リカバリすれば何とかなるんじゃね？？？

という変な方向性での成功体験を積んでいる気がします。あまりに失敗が多すぎて、もはやそれを失敗カウントすらしてない。「まだ挽回できる！！！！」とか思っている気がします。

これはいいところでもありダメなところでもあるんだけど、この変な成功体験が「なんとかなるっしょ」マインドを形作っているのは間違いない。

自分ができることしかやってない

そして、世間的に役に立つかどうかは知らんし、上手かどうかも知らんけど、自分ができることしかやってないことも大きい気がする。

当たり前だけど、できることしかやってないので、「お前はダメだ！」とか言われないし怒られないので特に心配することはありません。楽観的に拍車がかかっていくばかり。

しかも、「できる」のハードルが鬼低いんですね。素人に毛が生えたレベルでも、「できる」って公言しますもん。

写真なんて、オートしか撮れないのにドヤってるし、グラレコは始めたばっかりだし、被写体も友だちに頼まれてやっただけなのに、「できる」って言ってる。

何なら、その他のところに「何かやれって言われたら何かやれる気がする」とまで書いてある。まさに根拠のない自信ですよね。

たぶん、「ヘタクソではないし」ぐらいのノリで言っている気がします。そんな向上心もないんだけど、楽しいと勝手にやるので、だんだんうまくなってくるんですよね。

だから、楽しくやれることは結局うまくやれるようになることなのかもしれない。

絵を描くのも楽しいし、グラレコするのも楽しいし、写真を撮るのも楽しいし、文章を書くのも楽しい。それをSNSに載せたら褒められた。嬉しい。じゃあ続けよう。そんなふうに生きてきました。

それこそ文章に関しては中2からブログに上げてきているので、「うまくなろう」とかもあまり思ったことがなかったんですよね。コメント欄でコミュニケーション取るの楽しい。だからブログを書いていました。そしたら文章が書けるようになった。

楽しいことは続けられるし、ちゃんとできるようになる。それを知ってるからこそ、それ以外のことをやることは意味ねぇとすら思ってます。