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コーチングの勉強を始めたら、元カレたちに謝りたくなったよ #THECOACH

定期的に学び意欲が高まるわたしですが、今回はずっと気になっていた「コーチング」を勉強するために、THE COACH Academyに入りました!

今回受けたのは基礎コース。コーチングに重要なスキルとマインドを学び、コーチングの全体感を理解するコースです。

先が長いネ!!

9:00~15:00(5時間)での授業を3日間。「それなら受けられるかも…!」と思って申し込んだのですが、まぁまぁボリューミィで初日から息切れしております(笑)。

これからコーチングを学びたいよ!という人はもちろんですが、わたしの場合、なぜかこれまでのパートナーとの向き合い方を反省する運びとなりました。

相手のこと、本当に信じてた?

まず、コーチングの3つの基本を教えてもらいました。

1.気づきが生まれるコミュニケーション「スキル」
2.創発的な場を支える「信頼関係」
3.人の可能性を引き出す人としての「あり方」

ここでびっくりしたのが、己の「あり方」が重要視されていること。

どちらかというと「傾聴」「問い」などのテクニックが大切だと思っていたけど、まずは自分がコーチとしてどうあるべきか、そのスタンスを叩き込むところから始まりました。

そのスタンスのなかで、わたしが特に響いたのはここ!

・可能性により焦点を当てることができるようになる
・「問い」や「傾聴」などのスキルはマインドの上に成り立つ
クライアント以上にクライアントの可能性を信じる

クライアント以上に、クライアントを信じること。

当たり前だけど、人を信じることって難しい。そしてわたしはきっと、これまでに人を信じられなかったことが何度もあります。

パートナーを信じきれずに、相手の主張を否定してしまったり、間違いを是正しようとしたり、論破してしまったことは数えきれません。

そのときのマインドとしては、「明らかにおかしいんだから、間違いを指摘してあげないとかわいそう」というものなんだけど、それって一方で、相手のことを信じきれてなかったんじゃないか?とハッとしました。

自分は正しいと思ってしまいがちだし、大多数が同じ意見だと一層正しく感じてしまうけど、いろんな価値観があるのが当たり前。まずはその意見を尊重するべきだったなと、開始早々反省しました。

安心安全な環境は、こちらが作っていくもの

さて、コーチングでは、安心安全な場が必要不可欠。人は安心安全な場でこそ、ありのままに自分の気持ちを吐露することができます。

そんないわゆる「心理的安全性が担保された場」が大切なことはわかりつつも、どうやって作っていくのかなぁと思っていて。その答えが、コーチングにもありました。

・安全な場(守秘義務、自己開示、環境づくり、時間を守る)
・対等な関係(上下関係や評価判断がない、率直に関わり合う)
・クライアントの主体性(コーチングの受け方を伝える、クライアントは主体的にテーマや気付きに責任を持つ)
・テーマの確認(テーマはクライアントが持ってくる、選択する、何を扱いたいかを確認する)

あ〜〜〜めっちゃ評価してたな〜〜〜! とまたもや自分を顧みる。安全安心であるべきパートナーシップのなかで、無意識のうちに相手をジャッジしてたんですね。

これまでは安全な環境に飛び込む側の人間だったけど、これからは自らが安全な環境を相手に提供していかないといけないなと思いました。

っていうか、これまでは安全な環境を探す側の人間だったけど、これができるようになれば、どこでも安全な環境を作り出せて最強になれるのでは??

まずは「直視で捉えたもの」を受け止める

というわけで、判断をせずに、主観を入れずに相手の話を受け止めるためにも、コーチは自分のスタンスにめちゃくちゃ意識的である必要があります。

その「聞き方」には3つのモードがあるそう。

1.解釈モード(評価判断あり)
L自分に引き寄せて考える、自分ごと化する、次の質問を考えている
L「自分だったら〜」
2.直視モード(事実を観察)
L声のトーンや表情や、態度など、よく使う言葉、ジェスチャー
L「声が大きくなりましたね」「表情が変わりましたね」
3.感知モード(非言語領域を意識)
L目に見えないもの(価値観、感情、願い、視点)
L「あたたかい雰囲気ですね」「悲しい感じがします」

このなかで、「1.解釈モード」は避けて、「2.直視⇄3.感知モード」を意識的に使わなければいけません。いや鬼ムズい。

できるだけ主観を入れずに、相手を観察して得た事実を受け止めて、気付いたことを相手に伝えていく。

これもできてなかったことだなぁ。

どうしても「自己主張することが大事」という信念が先行して、「わたしの場合は〜」とか、「過去の経験から言うと〜」とか、「自分」の意見を言ってしまいがち。

これらを全部除いて、直視で捉えたものを差し出す、というのは、これまでにやったことがないコミュニケーションなので、ある意味ものすごく違和感です。

「今声のトーンが上がりましたね。楽しそうな様子が伝わります!」とかいちいち相手に伝えたことないですし!!!言わんやんそんなん!!!

自己を介入させずに相手を受け止めるって難しい。でもそれが、きっとわたしに足りなかった新しいコミュニケーションなんだろうな。

とりあえず、ズバズバ意見をぶつけて論破してきた過去の元カレたち、ごめんやで…と思わず謝りたくなった初回授業でした。


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