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Photo by
noouchi
この世界は、ある程度の知識があったほうが楽しめるようにできている
昨年、宮沢賢治でお馴染みの岩手・花巻市を訪れた。
代表作は何となく知っていたものの、宮沢賢治童話村に足を踏み入れた瞬間、「アッーーー! これは、宮沢賢治作品を全部読んでいないと100%楽しめないやつだーーーー!!!!」と悟り、膝から崩れ落ちそうになった。
しかも幼きころの読み間違いゆえ、「イーハトーブ」のことを「イートハーブ」だと思い込んでいた。草食べてるだけやん。何やねんそれ。
とりあえず館内をじっくりまわってみたものの、「あぁ…名前は聞いたことあるけど読んだことはないな…」「彼のバックグラウンドが何ひとつわからないな…」と自分の浅学さを恥じることになった。
この感覚に陥るのははじめてのことではない。時代劇を観ているときも、美術館で絵画を眺めているときもそうだ。わたしにはコンテンツを楽しむための「前知識」が圧倒的に足りていない。
そんなことは昔からわかっていた。でも、「今からキャッチアップするなんて無理だ!」と匙を投げていたのだ。知識を得る努力もせずに。
だから、これからわたしがやりたいことは「金字塔」と呼ばれる本と漫画を読むこと。
つい最近『火の鳥』を全巻買って読んだ。幸い、本も漫画も電子書籍化されたことで、かなり手に取りやすくなったと思う。わたしがずっと読みたいと思っている『AKIRA』は残念ながら電子書籍化されておらず、映画止まりなんだけど…
本に関しては、まずは『宮沢賢治』からはじめてみて、次に再び花巻を訪れる日には、120%楽しめる状態でいられたらいいな。
この世界をもっと楽しみたいからこそ、あらゆる知識を蓄えていきたい。
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