「ちゃんとしよう」って思っていたら1年が経った
たぶん、今しかできないであろう、わたしのエブリデイ・ライフを写真や動画に収めたいなーと思いながらいつもiPhoneを構えるのだが、目の前の光景があまりにもひどすぎてすぐに削除してしまう。
これはうちの寝室で(パンツが落ちていないことを切に願う)、枕元に落ちているのは寝る前につけたアイマスクだ。
布団は寝起きにのそりと這い出た状態のまま形状記憶され、朝に「このコートはどうかな?違うなー」「このバッグは?小さいなー」とあれこれ試しては脱いだ形跡が残っている。
理想のライフスタイルは「余裕を持った時間に起きて、ベッドメイクをして、ゆったりと服を選ぶ」なのだが、こちとらそれどころじゃない。
「イヤーーーーー時間ない!!!今日は寒いの?暑いの?何持ってくの?わかんねぇ!とりあえず着てみよ!!!」
って感じなのである。this is the 女子のリアル!!!(だよね?)
説明不要。右側がわたしのデスクな。
ところが、YouTubeでVlogを観ていると、まぁそんな生活とは無縁な美しい部屋が映っており、「嘘やろ」と思いつつも羨ましくなってしまう。絶対撮影前に片付けてるでしょ。
そう毒づいているのは、人生のなかで部屋が綺麗な状態でキープできたことがほとんどないからなのだと思う。「出したらしまう!」って何回怒られたことか。
「出して使う」ことまでがゴールなのて満たされてしまったのかもしれない。
言い訳しておくと、わたしは物は散らかすが潔癖症でアレルギー持ちなので、埃取りや水拭きはちゃんとするし、掃除機もかけており、どちらかというと清潔だと思う。
ただ、物が散らかっているだけなんだよ。
じゃあ物が多いのか、と言われればそうでもなく、パジャマも2セットしかないし、漫画は電子書籍で読むし、Apple製品であろうが空箱は捨てるし、定期的に服も捨てる。
もう本当に謎だ。ホテルも1泊2日でめっちゃ散らかる。
それでもわたしは、出来る限り「ちゃんとしよう」と思って暮らしてきた。
洗濯ものは、洗濯機から出したらベッドに放り投げずに畳もう。
調味料は、使ったら棚にしまおう。
ヨーグルトを食べたら、水で流してから捨てよう。
しかし、一朝一夕でわたしの部屋はVlogのようなビューティホーな部屋にはならない。
そうこうしているうちに、マジでアウトプットができなくなった。
部屋が散らかりすぎて動画撮れないって何なん。
決して今まで築いてきたキャラも「ちゃんとしてる子」ではないはずなのに、いらないプライドがわたしを邪魔していた。
どうせちゃんとしていないなら、別に今さら隠したところで隠しきれないのにね。
だって、部屋の汚さってバッグの中の汚さとイコールだったりするし、だいたいバレている。
だから、開き直って今の現状を公開してみた。
どんなに散らかってても、パンツ落ちてても、これがわたしのリアルです!!よろしくお願いします!!!
ちゃんとするの、やめぴ。