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チャレンジと経験値。

更新が遅くなりましたが、事情がありまして。
ただいま札幌のホテルで書いております、単純に旅行なんですけど
週末休みではない仕事の特権として、自由に平日休みにが取れる訳ですが
連休を貰うのであれば、仕事は残したくない。

そこで、頑張る→終わらない
頑張る→部屋を空けるので家事が優先
頑張る→もう出発

となった結果、まるっと3日が開きました。
どういうペースで巻き返すのか分かりませんが
20年前に振り返ってみましょう。

2000年1月19日へ


目の前に大きな山があるなら
君ならどうする?
その山の頂上を目指して登るかい?

それなら僕はこの麓に残って
毎晩祈りを捧げよう

それなら僕はこの麓に残って
大きな山をスケッチしよう

それなら僕はこの麓に居て
昇りくる朝日を眺めていよう

それが僕が選んだ道だ。

この日の事を、なぜこんな詩にして書いたのか。
よく覚えています。

90年代にアルバムを1枚だけ出して解散した、
邦楽R&Bバンド Love Tambourines
そのボーカル ELLIEが、ソロアルバムを出すタイミングで書かれた
雑誌のインタビュー記事

バンドのギタリストだった夫との 離婚を選択した彼女が
「彼は目の前に山があっても登りたがらない人だった」という話が
とても印象的で、ハッとさせられたし、正直に言えば
ゾッとしたのだ。

私はきっと人生での選択肢を迫られた時に
危険な山に登ってみようと思うより、生活の安定を求めてしまう。
バクチ的な発想はしない代わりに、成功とは遠い
消極的なタイプだと思っている。

そしてこのインタビューを読む前に
それが間違いだなんて思った事も、当時は1ミリも思い浮かばなかった。

あれから20年が経ち、
もしかすると世の中は、山の攻略方法や、スキルを積み重ねて
転んでも大丈夫な様に保険をかけたり、準備をする場所なのかもしれない。
と思う事がありました。

だからきっと
少なからず訪れる、大人ならではの悩みに備えて

山の麓に残ったとしても
お金を稼ぐための、マネタイズ的な発想をしてもらいたい。
そう当時の私に伝えたいね。

明日もあるので、そろそろ眠らないと
おやすみなさい。

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