移り変わりと、孤独。
日記を振り返ると、1月10日の今日は成人の日。
今では連休になるように、月曜日になっちゃたけど。
この頃は、好きだったロックバンドが着てるモッズスーツがかっこよくて、
モッズスーツをバシっと着てる新成人のお兄さんを探しに行ってた。
当時は極少数だけど居たんだよね。
最近はモッズスーツ着てる新成人なんて見なくなったなぁ。
さて、2000年1月10日へ。
久々に渋谷に行ったら
色んなものが変わっていて驚いた。
時代は早いよ おそろしい。
オチオチしてらんないケド
明日からの生活を思うと
今すぐどこかに逃げちまいたいな。
「逃げ」というより 違うもんみつけたい。
高校1年で初めて渋谷に行って、高校3年生でHMVが移転になって
コロコロと店が変わるという印象ですけど
今の渋谷の再開発なんてみたら、どう思うかな?
学生時代によく思っていた「ここではない何か?」とは
何を求める気持ちだったんでしょうか?
小中高と、特に友達の多いタイプでもなかったし
高校生の時は、制服を着て同じ集団の中にいるのが怖くて
朝は決まった電車には乗れなかった
「世間体」が言う、当たり前の事が、どんどん自分自身を否定していく。
そんなトラウマに近いものがありました。
2020年の現在は、インターネット、SNS、スマートフォン、
音楽もサブスプリクション。
分からない事は直ぐに調べられるし、
同じ趣味を持つ友人とも繋がれる
音楽も、いつだって最新に切り替わっていく。
ここではない何か?
やっぱり、自分の考えや気持ちを、聞いてくれる人もいなくて
単純に寂しかったんじゃないかな?
当時の私にも、心の葛藤の正体は分からなかったんだと思います。