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歌の記憶。

久しぶりの週末休みを謳歌しつつ、
帰宅してから軽く発熱するという、
いつも通りの体の弱さで呆れます。

それに、20年前の自分から得る教訓も
日毎にガラリと変わるような、
そんなモノでも無い気がして…。

2月最初の投稿なのに
ダイジェスト感たっぷりでお届けします
20年前、二十歳の日記。

2000年2月1日
待って居たって来やしない幸せ
夢見たった叶いやしない望み
叫んだって届きゃしない想い
全ての希望を満たすのには
あとどのくらいの距離を歩けばいい…?
2000年2月2日
何も知らない
唯一つ 確かなのは 生きている事実だけだ
それさえも見失いそうなのに 他の何を知れというのだろう

日記を読み返して痛感するのは、当時の私はとても他力本願。

自分に対して絶望しているくせに
「いつか誰かが助けてくれる」という意識がどこかにあって
「待って居ても仕方がない」と言ってる割に
ひたすら真っ直ぐ歩くだけで「目的地」に着けると思っている。

それでも、自分が「生きている」と思うことは大切で
なぜここだけポジティブなのかを考えたら、思い出した楽曲がある。

小沢健二の1stアルバムに入っている「天使たちのシーン」
15分という長い曲のラストに、今でも心に刻んである言葉があった。

神様を信じる強さを僕に、生きることを諦めてしまわぬように。
賑やかな場所で流れ続ける音楽に、僕はずっと耳を傾けている。

記憶通りに書いたので、正確には少し違うのかも知れませんが…。

孤独感が募った時にも、BGMを聴く心の余裕を持つ事と、
私と音楽と引き合わせてくれてる神様を、気持ちの支えにするような。
この曲にずっと支えられて来たのかも。

20年経った今でも、生きているという事に感謝をしたい。
さて、また熱がぶり返しませんように。

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