私の東大生養育法 その3
私は、子供に決定権を与えるということを実践して、本当に良かったと実感しています。
子供に自分の意見を押し付けない、アドバイスは一応しますが。。。
習い事も、小さい頃から本人に聞いてから決めました。
小さいので、そろばんを習う事がどういうことか、知らなかったようですが、私は、そろばんは習わせたかったのです。
フラッシュ演算ができれば、数学の時に役に立つと思ったから。
でも、本人は習わないっていうので、習わせませんでした。
高校になって、そろばんの話が出たとき、習わせてくれればよかったのにと、言われました(汗)
でも、本人が望まなかったことを話すと、まあ納得していました。
英会話も、習って欲しかったので、とにかく行ってみたらと、無理やりではなく、行かせました。でも、先生が外国の方で、日本語禁止でしたので、本人は馴染めず、1年足らずで辞めたいというので、辞めさせました。
スイミングもそうです。泳ぎが苦手でしたので、最低25mは泳げないとね!ということで、少し通わせました。月4回のところ、「今日、怪我したから休むね」「今日は頭が痛いから休むね」等々、いろいろな理由をつけて休みたがり、大抵、月2回のぺースでした。
怪我って?と心配で見たら、ゴマ粒位の傷が手にありました(笑)
でも、いいんです。行きたくない理由を一生懸命探して、休みたいのですから。休ませてあげたいですよね!
その2で書いた通り、幼稚園の頃、あまり友達と遊ばない子でしたが、小学校になり、友達と遊ぶ機会も増えてきました。
学校から帰るなり、外に飛び出す我が子をみて、安心し、嬉しく思ったことを思い出します。
なので、遊びに行くとき、宿題をしてからね!とか言ったことがありません。
どうぞ、どうぞって感じでした(笑)
遊ぶのも、子供に任せてありました。ゲームの時間も決めていませんでした。本人が、疲れたらやめると思ってましたから。
でも、放任していたわけではなく、いつも心配はしながら見守っていたのです。
それから、私は、中学校・高校と息子が選んだ学校へ行かせました。
高校で県外に出たときは、数か月とても淋しく思いましたが、これも息子が決めたこと。しょうがない。我慢しました。
自分で選んで行った高校でしたので、今でも行って良かったと言ってくれるのが、親として嬉しいです。
子供に小さい頃から、決定権を与えるということは、子供にとっては、親の信頼を得ている実感があるのしょう。小さい頃から、とてもしっかりしていると人から言われています。
大学受験の時も、少し勉強しているようでしたが、必死に頑張るってことはありません。でも、本人が受験するのですから、いいのかな?と思いつつ、静観していました。
子供は、親が思うほど子供ではなく、しっかりしているんです。なので、口を出し、自分の意見を押し付けたくなるのを我慢して、見守ってみては?
信じてあげましょう、子供のことを。信じてあげれば、きっと応えてくれますよ、あなたのお子さんも。