5月9日

変わらない、当たり前の一日が終わっていく

感謝の念はあるけれど 同時に

フィルターに残されている残骸のように

虚しさが 哀しみが 押し寄せてきて

くもった目の前の視界に身を任せる

孤独感を両手一杯にして ただ

負の感情に流される毎日に

もううんざりして 終わりにしたくなっただけ

…なんてね 笑って受け流せたらどんなに楽になれるだろう

心のどこかにある 自分も

幸福になりたい 笑顔でいたい

確かな大きな絶望の前では 叶うことのない

儚い 願いでしかないんだ



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