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【告白】海外MBAでコレを学んだ!コース内容と雰囲気を全公開

こんにちは、みりん(@milin_study)です。

今まで留学前の準備作業について発信してきたのですが、今日は私の留学先での生活について紹介しようと思います。

私の留学先はイギリスの大学院

私の留学先はイギリスのある大学院。
専攻したのは、経営学修士(Master of Busienss Administrator)。
いわゆるMBAと呼ばれるコースです。

福岡で育った、海外とは縁のない私が、なぜかMBAを取ろうと決意し、2年間の留学準備の末に、めでたく奨学金をもらってMBA留学に行くことが決まりました。

私がMBAを目指した理由はこちら

MBAコースの内容は基礎と選択

私が通ったMBAプログラムは、学生数が約100名。
1割がイギリス人でしたが、その他は留学生という非常に多国籍な環境でした。

私のMBAのプログラム構成は、前半と後半の大きく2つ。

前半は基礎コース。
経営の基礎となる科目、例えばアカウンティング、マーケティング、コーポーレートファイナンス、エコノミー、ピープルマネジメントなどの基礎科目を履修します。
おそらく、この基礎科目はどの学校に行っても同じ内容を学ぶのではと思います。

そして後半は選択&実戦コース。
興味に応じた選択科目を履修して、自分の専門性を高めます。
人によっては、インドや香港、アメリカに交換留学に行く人もいました。
さらに、コースの最後には総仕上げとして、学んできたことを総動員しながら、数カ月間の時間をかけて、イギリス企業のコンサルティングプロジェクトにとりくむというプログラム構成になっていました。

留学中の勉強は友人と乗り切った

私は技術系バックグラウンドだったので、留学先で習う科目のすべてが新しいことだらけ。
正直、特に最初の基礎の期間は辛かったです。
私は経済系の基礎知識がない上に、新しい科目を英語で学ぶというチャレンジづくしだったので、毎日の授業についていくのも大変でした。
さらに、最後の筆記テストは一夜漬けではなくそれなりの勉強が必要でした。

私はテストを乗り切るために、たまたま仲が良くなったクラスメイト5人と一緒に勉強し、お互いにこうじゃないかと拙い英語で知恵を出し合って勉強することで、試験をパスする最低点数を獲得することができました。

MBAというと徹夜とか勉強が大変と聞きますが、私の学校はまあまあ勉強は大変でしたが、そこまできつくはなかったです。

ただし、毎日の授業は基本的には予習が必要。
全てを予習していると時間がなかったので、私は教科によっては予習をしないこともありました。
特に予習が必要だったのは、ディスカッションが予定されている授業。
ケーススタディと呼ばれる10ページぐらいの英語の文書を読んで、事前に自分の意見をまとめておく必要がありました。
授業中にあてられることもあるので、そのときに「読んでいません」では少し恥ずかしいので…。

実りも苦しみも多かった!グループワーク

MBAはグループワークも多く、ほぼすべての授業で5−6人のグループワークが組み込まれていました。

グループワークは、ある会社に関して調べてレポートを書いたり、ある国の経済状況について発表するという内容が多く、毎日グループワークで本当に忙しかったです。

グループワークも、みな意見をしっかり持っているので議論が白熱しすぎてまとまらないことも多く、そんなときにはムダに時間が2時間、3時間と経過していくことも多かったです…。
グループワークは、方向性をしっかりあわせること、仕事分担ができること、各個人が担当した部分の仕事をすることが成功の鍵だと感じました。

「私はグループワークが非効率に感じあまり好きではなかったのですが、たまに良いグループにあたると学べることが多くて楽しいときもありました。グループによっては喧嘩ばかりのチームもあり、グループワークは本当に大変です」

普通の日本人の感覚だと、少なくとも自分にアサインされた仕事はやるべきだという責任感を持っている人が多いのですが、ここは外国。
色々な価値観をもった留学生も多く、会議をさぼる、担当した仕事を遂行しない、Wikipediaの内容をレポートとしてコピペする等、今まで会ったことがないような感覚のクラスメイトもいて、思っている以上に「え、こんなことする?」というところで驚きの連続でした。

「皆で話し合いをしているのに、ずっとスマホでチャットをしているメンバーがいたときのこと。そのメンバーに会議中はスマホを触らないでくれとお願いしたら、翌日から会議中にトイレに行って、トイレからずっと出てこないということもありました(汗)」

ただ、こうした異文化との出会いが、自分の中で凝り固まっていた「あるべき」というイメージを壊し、色々な人を受け入れられるようになったのではと、今となっては思います。

まとめ

大学院の留学生活は論文はないものの、グループワークとプレゼンテーションが多く、かなり忙しい毎日。
徹夜も何度か経験しました。
日本の大学生活とはかなり違うとイメージしたほうが良いです。

試験やレポートの成績が悪いと進級できないケースもあり、2−3%の人が進級できずに学校を去っているのを見ました。
とはいっても、無駄に恐れる必要はなく、普通に勉強していれば、問題なく進級・卒業をすることができます。

基本、留学中は平日はずっと勉強、週末もグループワークの打ち合わせが入ってしまうこともあり、週末も旅行をして遊んだという記憶はあまりありません。
週末に旅行にばかり行っているクラスメイトは、同級生から「あいつは旅行をするために留学している」と陰口を叩かれているのを聞いたこともあります。

「ただし、欧米のクラスメイトは金曜日の夜はよくパーティーをして遊んでいました」

遊ぶときは遊ぶ、働くときは働くのメリハリがはっきりしていると言えるかもしれませんね。

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