【私と息子 #5】入院生活 4人部屋での思い出 沢山のお友達との出会い
こんばんは、@hanamizukiです。
今回は、入院生活後半の4人部屋でのお友達との出会いや息子の様子を紹介したいと思います。
前回の記事はこちらから
入院生活後半は4人部屋で過ごしました。
一日のスケジュールはこんな感じ
・朝5~6時頃にmili君、起床
・起床後、体重/血圧/体温測定
・お父さんにモーニングコールのLINE電話
・2時間程、プレイルーム
・8時朝食、食後に内服薬4袋、歯磨き
・9時、先生たちの回診
・回診後、利尿剤の注射
(一週間ほどで利尿剤の注射は終わりました)
・検査がある場合は、
午前中に各検査室に行きます。
レントゲン、心電図、心エコー
・10:30 シャワー
私たちは大概午前中にシャワーしていました
(8時~20時までの間で30分間お風呂の
予約ができました)
・12時昼食、食後に内服薬4袋、歯磨き
・昼食後から18時まで、15時のおやつタイム
以外をプレイルームですごしていました
・15時おやつ
・18時夕食、食後に内服薬4袋、歯磨き
・19時~20時半までプレイルーム
・21時頃、就寝
おしっこは約20回程度。100CC~150CC。
食事、水分、おしっこを毎回計測しメモを残しておきます。
4人部屋に移ってからの後半は、病棟内を歩くこと、プレイルームに行くことなど、歩行は無理しない程度は歩いてもいいことになりました。
後半過ごしたお部屋はナースステーションやトイレ、プレイルームにも近く、窓側のお部屋で外の景色も見れたり、入院生活に慣れてきたこともありますが、過ごしやすい部屋でした。
mili君は、4人部屋に移ってからは、一日の大半をプレイルームで過ごすようになります。
朝6時、プレイルームに行くと、朝陽で輝いている窓からの陽ざしを一緒に浴びて「まぶしー!!」って喜こぶmili君。レゴデュプロのブロックもあったので、毎回、剣を作っておいてキープしてみたり(笑) 大きめのブロックでは、大好きなマックごっこをしたり!
「なにハンバーガーがいいですかー??」
「おかはみどりポテト!miliくんはふつうのポテトとチーズバーガーね」
「あー、みどりはやさいだから。」
ブロックでマックを作ろう!ってmili君のアイディアでした。
何度ブロックでマック屋さんをやったことか。
何度レゴデュプロのブロックで剣を作ったことか。
他の子の様子を見ても、毎回こんなにブロックを触っていた男の子はいないんじゃないかなぁって思うくらいです。
4人部屋で出会ったお兄ちゃんたち、プレイルームで遊んだお友達、廊下から見えていたほかの部屋の様子、すべての人たちとの出会いをmili君と一緒に共有しています。
短期入院のお友達は、次の日になるとどこか包帯をして遊びにきていたり、点滴をしている子、車椅子の子、頭の手術をしていた赤ちゃん、副作用で身体がむくんでいる子、いろんな子を目にしますが、mili君は「どうして?」「なぜ?」ということは言わない子でした。
じーっと目にし「hiroくんは?」「hiroくんとあそびたい」「あのことあそびたい」と、我が子ながら、優しい心の子だなぁって実感したものです。
プレイルームにくると、「なんで顔のあざがあるの?」とあざがある子のお母さんに聞いてみたり、「どうして歩けないの?」と聞く子もいたりしましたが、mili君は、じーっと見つめては、静かに遊ぶのを見守り、自分も静かに遊んだり、テンション高い子達と遊ぶ時はちょっと張り切ってみたり、mili君は、人の痛さや辛さがまるでわかっているのではないかなぁと見える節があって、優しい子に育っていたのがわかり嬉しかったのを覚えています。
ずーっと、プレイルームにいたので、ご飯の配膳時間は、プレイルームからちょこっと廊下側に顔を出して確認する姿も大好きでした!
ガラガラガラガラという音が聞こえると
「あ、きゅうしょくきたかな?」
って、廊下を除きます。
「あ、miliくんのおへのところだ!」
「あ、まだきていない、ちがったー!」
って、配膳の音が聞こえてきたら、一旦休憩(笑)
お部屋に戻ってYouTubeを見ながらご飯タイム。
飲み物は自分で張り切って冷蔵庫を開けて、
「ぎゅーにゅー!」「リンゴジュース!」って
選んでいた姿も懐かしい思い出です。
「検査や注射、痛いことや怖いことも、
みんなお友達と一緒。
あたま痛いお友達、足がいたいお友達、
みんなと一緒、頑張ろうね。」
寝る前の抱っこタイムでよく子守唄と一緒に
mili君にお話をしていました。
「次の入院の時はまた会うかもしれませんね」
と、他のお母さん達とよく話をしていましたが…
悲しいけれど、mili君に「また」はやってきませんでした…
他のおともだちは今頃どうしているんだろう…
mili君
お空からお友達に会いに行っているかな?
一生懸命話しかけているかもしれないね。
「miliくんがきたよ!」
大好きなお友達に話しかけてみてね。
お友達もmili君に気づいてくれるよ、きっと。