【入院生活 #20日目】心臓カテーテル検査 #1
こんばんは、@hanamizukiです。
4歳のお誕生日の2日後、
心臓カテーテル検査となりました。
今、綴っているこの時間も、
どうして息子は今いないのか、
どうして亡くならなければいけなかったのか、
疑問と無念だけが残り虚しいです。
*医療表現はお医者さまからの説明を私なりに解釈したものを書いていますのでご了承ください。
この日は朝から絶食。
9時から点滴開始
10時 眠るお薬を飲んで、
11時 手術室に移動の予定となりました。
カテーテル挿入口に目印のテープを貼る処置の時は大泣きの息子でした。
そうですよね…
これから何をされていくのかわからないのに、股つけねと首つけねにテープを貼って、お薬を飲まなければならない。
いくら「大切な検査だよ」と伝えても、何をされるんだろうと不安と恐怖しかない、大泣きしちゃうのもわかります…
眠るお薬のシロップも飲み、抱っこをしてユラユラしていると、息子の身体の力が抜けていくのがわかりました。大泣きのあとのお薬だったので、泣き疲れもあったかもしれませんが、眠らせて手術室に行けることに安堵しました。
これまで出会ったお母さんたちの話では、眠ることができずに手術室に向かう子もいて、泣いている我が子を抱っこし、麻酔の注射を打って眠らせることが辛いという話を聞いていたので、まずは眠ってくれてよかったと安心したのを覚えています。
予定開始時刻から遅れて1時間後、12時5分。
看護師から、息子の順番になったと連絡が入りました。
眠った息子をベッドのまま移動させていきます。
手術室に入ると真っ先に目に入ってきたのが手術台でした。
麻酔科の先生、外科の先生、循環器の先生と準備をしている中、麻酔科の先生より、手術台に息子を移動するよう促されました。
全身麻酔を入れること、薬が効いていることを一緒に確認し、酸素マスクをつけられた息子を見つめます。
「お母さん、待っているからね。頑張るんだよ、mili君。」
手を握り、頭を撫で、ほっぺを触り、息子の無事を祈りました。
終わるのは16時頃の予定。
病室に戻ると、看護師さんがきて、今日から食事と尿の量の記録をお願いしたいとのこと。
利尿剤のお薬を注射液でも入れて、内服でも飲んでいますが、mili君は思うように体重が減っていないらしく、もう少しむくみをとった心臓の状態を見たいため、全部の食事の量、水分の量、尿量の記録をすることになりました。
16時半、手術が終わり、息子を迎えに行く連絡が入りました。
看護師さんと一緒に手術室に行き、手術は無事に終わったことを聞きました。
mili君は、酸素マスクをし、尿道からは管がつけられ、首つけねのカテーテル挿入口には大きな絆創膏がついていました。
小さな心臓にカテーテルが入り、心筋を切り取られ、mili君は、小さな身体で一人で頑張ってきたと思うと、涙が流れてきます。
麻酔からまだ意識が戻っていない息子の姿。
こんな姿の息子を見ることになるなんて。
辛かったね痛かったね、mili君。
がんばってたね、mili君。
この辛さを変わってあげたい、ごめんね。
息子はまだ4歳になったばかり
こんなにまだ小さいのに
こんな思いをさせてしまってしまった
なんでこうなってしまったんだろう…
これからどうなるんだろう…