【入院生活 #6日目】2人きりの時間はとっても幸せだったよ 笑顔も笑い声も忘れないからね
こんばんは、@hanamizukiです。
2回目の月命日が過ぎました。
お墓参りに行くための花を選んだり、息子が好きだったお菓子や飲み物を選んでいると、もうこれしかやってあげられることはないんだ、こういうことをするために産んだんじゃないのに…って、虚しい気持ちでいっぱいでした。
入院生活6日目
息子は、この日、夜中2時頃、パチッと目が覚めて1時間くらいレゴデュプロでブロック遊びをしました。
おと(息子はおとうさんを「おと」って呼んでいました)が、この6日間で玩具を沢山運んでくれていて、隔離された個室部屋での遊びも、この玩具達が息子を支えてくれていました。
レゴデュプロ、リバイス、煉獄さん、天元、上弦の参、トミカ、クレヨン、色鉛筆、ノート、折り紙、はさみ、お気に入りのぬいぐるみや絵本たち。
おとは、入院生活中、mili君の玩具や好きなお菓子や飲み物を沢山差し入れてくれていました。個室部屋にいる時には部屋以外出れなかったので、差し入れを持ってきたおとと面会できた日はもうちょっと先となります。おともmili君の顔を見るまでは不安な毎日だっただろうな…。
この日の午前中、緊急入院した夜にエコー検査をしてくださったN先生が息子の様子を見にきました。
mili君、ちょっと緊張してましたが、YouTubeで「たけるくんめいちゃん」を見ながらもN先生をチラチラ見ています。
S先生の経歴の中でも、mili君のような心筋症は数例しかないらしく滅多にない希少な症状をしていることと、N先生もこのような形態や症状をしている心臓を見るのは初めてと話があり、恐怖でまた涙が出てきそうになりました。
心臓カテーテル検査のことやmili君の年齢のこともあり、ここで検査をしていくのか、更に心臓を専門としたもっと高度な病院への転院も視野に入れながら、明日以降の検査を進めていくと話がありました。
3月の連休が終わった明日は、朝の回診が始まります。N先生から「あしたは、すうにんのおじさんたちがくるけどビックリしないでね!」と話しかけられたmili君、上手にお返事はできなかったけど、じーっと先生のお顔をみつめる目は不安げでした。
個室部屋は、病室以外に出れませんでしたが、YouTubeも音を出して見ることができたり、一緒に歌を歌うこともできたし、ベッドやカーテンでかくれんぼをしたり、ずーっとmili君と一緒に過ごしたとっても幸せな時間でした。
mili君が大きくなる姿をみたかったな。
どんなことを話して、どんなふうに思って、どんなふうに大きくなっていくのか、大きくなっていくことがお母さんの楽しみだったよ。
夢でもいいから、mili君を抱きしめて、お話をしたい、笑い合いたい。
今は、夢にmili君が出てきてくれることがお母さんの楽しみだよ。
待ってるからね。