見出し画像

ex-friendとの関係〜夫婦よりも深く通じ合えるex-lovers

あるex-boyfriendと十数年ぶりに再会
待ち合わせ場所は以前と同じホテルのロビー
ソファーに腰掛ける後ろ姿を見ただけで
何の迷いもなく彼のもとへ
「久しぶり 何飲む?」
「コーヒーを」
単なる友達ならば「変わらないね」とか何とか
社交辞令の一つや二つ出てきそうなもの
何年経っても「付き合っていた」という過去は消えない

懐かしい話も束の間
彼が抱えている仕事の話へ
まるで会議室で議論する同僚のような様相
思い起こせば 当時から議論好きな二人
バーに行っても堅い話をしていたような

あっという間に時は流れ
甘い会話も甘い雰囲気も無いまま別れの時刻に
帰りは駅まで彼の車で
助手席に乗り込むタイミングも慣れたもの
駅のロータリーが混んでいたため
「ここで」
彼女の方から切り出した
「うん」
と答えたかどうか 彼女の手首を掴み
甲に優しくkiss
一瞬だけ昔の二人に戻った瞬間でした
信号を足早に渡る彼女の姿を彼が見ていたかどうか
彼女が振り向いた時ちょうど信号が変わり
彼は真っ直ぐ前を向いて立ち去ったそうです

Ms.Milestoneにとってex-boyfriendの存在はかけがえのないものです。
たとえ一時期でも、深く愛し合った二人です。
心から大事にしたいと思った二人です。
いい面も、そうでない面も全て受け入れようと思った二人です。
結果的に別々の道を進んだとは言え、相手を思う気持ちに嘘はありません。
二人の過去は消えません。

どうしても答えが見出せないとき
どうしても気分が上がらないとき
どうしても誰かに甘えたいとき

彼女の側(by mental)にはいつもex-boyfriendがいます

”何十年連れそう夫婦よりも
人生のほんの一時期ともに過ごしたex-loversの方が
深く通じ合えるものなのかもしれません”

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?