疑似餌釣り雑感(違和感)その4 (シーバス)

「シーバス釣り」という言葉をよく見かけるようになりました。

シーバスですぐに思いつくのはこれですね :-)

シーバス

はて、シーバスというのはどんな魚だろうかと少し調べてみると、これは sea bass で bass の仲間の一種のようだと絞り込めてきました。

bass というのは「バス釣り」として少し前から使われるようになった、淡水魚「オオクチバス」のことで、bass の仲間には色々とあって、海水魚として sea bass と呼ばれるものがあることがわかってきました。


オオクチバス


スズキ

なんと!sea bass これは日本ではスズキと呼ばれる魚だったのです。
sea bass にも種類があって、日本で釣れるのは Japanese sea bass と呼ばれるようです。

スズキなら、昔から日本でよく知られた魚です。
出世魚の一種として知られていて、日本各地で呼び方が違うようですが、60㎝以上に成長した個体を「スズキ」と呼ぶのは共通しているようです。

はて、この「スズキ」をわざわざ「シーバス」と呼び変える必要があるのでしょうか。
「シーバス」にすればかっこいいとでも思っているのでしょうか。
「シーバス」では出世魚として親しまれている「スズキ」の幼魚(?)はどのように区別するのだろか。
ご当地では「セイゴ」「ハネ」「スズキ」と区別しています。

釣りの記事で「シーバス」とあるのを見ると、この人たちの日本語力英語力が少し控えめだったのと、魚の知識や釣りの歴史の知識が控えめすぎるということが露呈してしまうんじゃないかな。

つまり、アホか~と言ってしまってもいいでしょう。
(本当はもっと罵倒語を並べたいのですが…)

画像はネット上にあったものを拝借しています。



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