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アダルトチルドレンが原因?恋愛が始まると不安が止まらない私の“隠れた本音”
こんにちは。
もしあなたが「好きな人ができると、どうしてこんなに不安になるんだろう…」「楽しいはずの恋愛なのに、なぜか空回りばかりしてしまう」と悩んでいるのなら、少しだけこの文章を読んでみてほしいです。
私はアダルトチルドレンとして育ち、大人になってからの恋愛でも常に“自分だけ空回りしている”ような気がしてきました。今回は、そんな私の“隠れた本音”をお話しできたらと思います。
1. 好きなのに、なぜか「逃げ出したい」気持ちがある
恋愛って、本来はドキドキしたりワクワクしたり、ときめきで胸がいっぱいになるはずですよね。でも、アダルトチルドレンの私は「嬉しさ」より先に、「怖さ」や「落ち着かなさ」が先行してしまうことがよくあります。
相手が優しくしてくれるほど「いつ裏切られるんだろう」と不安になる
少し関係が深まると、「本当に好きでいてくれるの?」と疑ってしまう
「どうせ私なんて飽きられる」と思うあまり、素直になれず空回りする
好きだからこそ不安が膨らんでしまい、「もういっそのこと逃げ出したい」とさえ思う自分がいて、そんな自分を責める日々…。本当はただ「仲良くなりたい」だけなのに、なぜこんなにも苦しいんだろう、と悩み続けていました。
2. 子どもの頃の「予測不能な家族」の記憶
アダルトチルドレンとして育った私にとって、家族の空気は常に“予測不能”でした。
今日はニコニコしている親が、突然キレて大声を上げる
朝は優しかったのに、夜には不機嫌になっている
何をしたら怒られ、何をしたら褒められるのかがわからない
こうした不安定さが日常にあると、**「人はいつ変わるかわからない」「温かい関係も、すぐに壊れる可能性がある」**という思い込みが染みついてしまいます。
恋愛が始まると、相手と「家族のような関係」を築く可能性がちらつきますよね。すると、子どもの頃の記憶がフラッシュバックして、「やっぱりまた裏切られるんじゃないか」「突然態度が変わるんじゃないか」という不安に襲われる──その結果、空回りしがちになってしまうのかもしれません。
3. 「私なんかを大切にしてくれるわけがない」という思い込み
好きな人から「大事に思ってるよ」「好きだよ」と言われても、なぜか素直に信じられない。むしろ、「どうせ今だけでしょ」と自分から冷めた態度をとってしまう。
褒められても「いや、嘘だよね」と受け取れない
相手が好意を示すほど「なんで私なんかが…?」と自己否定が止まらない
そのうち「こんな私に好かれても、相手が可哀想かも」とネガティブに突っ走る
アダルトチルドレンに限らず、自己肯定感の低い人にはよくあることですが、「私には愛されるだけの価値がない」と思い込んでいると、親しい関係になりそうな場面で恐怖心や不安が増幅してしまうんですよね。
結局、相手から好かれるほど「私なんかを好きになったあなたって、見る目ないんじゃないの?」とすら思ってしまって、空回りも通り越して自己破壊的な行動に出てしまうこともありました。
4. 「笑い合ってるときですら、どこか不安」──その裏には何がある?
恋愛中、一緒にいるときはたしかに楽しいはずなのに、ふとした瞬間に「これって夢なんじゃないか」「すべて幻で、明日には崩れるんじゃないか」と怖くなる経験、ありませんか?
何気ない冗談を言われただけで「バカにされてる?」と感じてしまう
時々、自分だけが浮ついてるような気がして「相手は冷めてるのかな?」と疑う
せっかくデートしても、頭の中で“別れ”のシミュレーションをしてしまう
**“この幸せは長続きしない”**という思いが根底にあると、楽しい瞬間でさえも心から味わえず、「いつか終わるなら最初から喜ばないほうがいい」と無意識にブレーキをかけてしまう──それが“空回り”の原因になるのかもしれません。
5. 少しだけ「不安の正体」を見つめる時間を作ってみる
正直、こうしたアダルトチルドレン特有の不安や空回りは、一朝一夕で“治る”ものではありません。でも、私が少しラクになったのは、“自分が何に不安を感じているのか”をぼんやりとでも見つめてみる時間を作ったからでした。
「私、いま実はこんなことを恐れてるんだな」と気づくだけで、怒りやイライラをぶつけずに済むことがある
子どもの頃の記憶を書き出してみて、「本当はあんなに怖かったんだ」と自覚してみる
いきなり恋人や周囲に打ち明けるのは恥ずかしくても、まずは自分が認めてあげる
“この不安は、実は昔の記憶が原因なんだ”と思えると、まるで“いまの恋人が悪いわけじゃないかも”と冷静になる瞬間が生まれたりします。
6. 終わりに:あなたの“空回り”は、一人じゃない
アダルトチルドレンが原因で、恋愛で空回りしてしまう人は、想像以上に多いんじゃないかと私は思っています。“好きなのに空回り”“嬉しいのに怖い”――その矛盾に苦しむ方は、本当にたくさんいるはず。
もしこの記事を読んで「私も同じかも」と思ったなら、ぜひコメントや感想をシェアしてもらえると嬉しいです。あなたの経験談が、同じように悩んでいる誰かの救いになるかもしれません。
恋愛で空回りしがちな自分を責めるよりも、「どうして私はこう感じるんだろう?」と少しだけ立ち止まってみる。そこから、“本当の気持ち”を少しずつ解きほぐしていく道のりが、きっと始まるんだと思います。