飲酒シーンの悪影響のあくまで可能性について、議論してみる?
リュウジ氏のX は毎日のように炎上している。
リュウジ氏の言動が叩かれることもあれば、リュウジ氏に意見したポストが叩かれることもある。
リュウジ氏のSNSレビューを日々書くようになって数日だが、すでにどちらのパターンも目にしている。
・リュウジ氏の言動が叩かれたパターン
・リュウジ氏に意見したポストが叩かれたパターン
見返すと、私はどちらのパターンでも叩かれた側に立ちがちである。別に判官贔屓を決めているわけではない。ネットの炎上は勢いで燃え上がっていることが多く、アンチコメントの中には誤解や理解不足のものが多々ある。こっちの人も間違ったことは言ってないのに…と、他人事ながら湧き上がる悔しい思いを昇華させたいというのが、そもそも私がこのnoteを始めた大きな理由であった。
今日も、リュウジ氏に進言したポストが、フォロワーから集中砲火を受けていた。
リンク先はいずれ消えてしまうかもしれないので概要を簡単に書くと、リュウジ氏のトークイベント告知ポスト(「酒飲んでいきます!」の記載あり)に、「わざと、酔って見せているのが面白いと思ってやっているのがどれだけ悪影響か」としたリプライが、燃えに燃えた。リュウジ氏からの反発のリプライはともかく、他のフォロワーからも「嫌なら見るな」の大合唱。99%以上が該リプライへの否定的コメントだろう。
とても悲しい。
まず一応言っておくが、リプライ主は、このタイミングでその発言をするべきではなかった。かりにもこれから始まるイベントの告知へのリプライに、水を差すようなコメントを書くべきではない。
さらに言えば、私もリュウジ氏の一ファンとして、彼の動画スタイルを擁護したい気持ちでいっぱいである。
しかし、リプライ主の意見は正論であるか、少なくとも一考に値する意見である。
似た意見として、以下のコラムを見つけた。
ここでは、映画の飲酒シーンが若者の飲酒行動を促進している可能性を示すデータを引用した上で、こう記載している。
「おとなは、長年の痛飲、或いは愛飲の体験をもとに、自らの適量を把握し、酒を百薬の長としてたしなめるようになる。…(中略)…だが、きのうきょうお酒の味を覚えたばかりの若者は、かっこよさにまかせて、ひたすら興味本位につっ走ることが多い。」
要するにそういうことである。「嫌なら見なければ良い」、「自己責任で見れば良い」という議論ではない。どう社会秩序を作って若者を守っていくかという話である。手軽さが売りのバズレシピの視聴者の中には若者も多いだろう。彼らに与える悪影響を全く心配しなくても良いのか。飲酒の害がとみにクロースアップされてきた昨今においては、しごく真っ当な問題提起である。
もちろん、元の調査がどれだけ信頼に足るものなのか、リュウジ氏の動画が実際にどの程度若者の飲酒行動に影響してきたのか、確認すべき点はたくさんあるので、直ちにどちらかに決め付けるのも間違いである。
しかし、議論に値する意見ではあり、一方的にそれを封じるようなリプライ欄の流れを見ると、私は空恐ろしくなるのである。
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