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インボイス制度の廃止を求める意見書が可決!

ネットニュースを眺めていたら、「埼玉県議会でインボイスに反対する意見書が可決された」という内容の記事を目にしました。
さらにこの記事の驚きは、この意見書を提出したのは自民党の県議会議員が中心だったということです。
昨年行われた定額減税しかり、最近の国の制度は、まどろっこしく、無駄に手間がかかるものが多いですね。
嫌がらせか?と思うほど、必要以上に難解にしているとすら感じます。
国は、インボイスの導入は複数税率への的確な対応のためといっていますが、本当の狙いは免税事業者の益税問題の解消という説もあります。
益税問題は解決すべき。
という点については僕も同意します。
ですが、益税問題を解決したいのなら、手間がかかりすぎるインボイスではなく、免税点の引き下げ又は廃止の方がよほど分かりやすくて効果も高いでしょう。
いずれにせよ、政府の方針に、同じ党の地方議会議員が反対の意を表明したという勇気に、心からの敬意を表したいと思います。
インボイス制度がこの先どうなっていくにせよ、小手先の制度設計ではなく、本質的な議論が行われていくことを願ってやみません。

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