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可愛い絵に油断していた本格ファンタジー「邪神の弁当屋さん」感想


コミックDAYSで連載中で、今月単行本の1巻が
発売された作品です

私は昨日まで読んでいませんでした

昨日、仕事中に(こらっ)気楽に読んでみようと
思い、1話目を読み進めると、もう夢中!

無料チケットも使って、昨日の間に最新話まで追い付き、今朝ももう1周しました

作品名や絵柄は見たことがありましたが、私は「ほのぼの系のほんわか話かしら」と後回しにしていました

とりあえず1話読んでみて!とその自分に早く教えたかった!(時をかけるな)


あらすじ

「高さを出す事、隙間を埋める事。丸い形も歪な形も、型に入れば同じ事」レイニーは一日一善をモットーにする弁当屋であり、実は謹慎中の『神』。戦争を引き起こした罰を受け、今は人間として生活している。相棒ニワトリのチュンちゃんに、歌手を夢見る同居人のダリア、弁当を買ってくれるお城勤めのライラック。様々な者と共にレイニーは生きる。かつて邪神と呼ばれた彼女が生きる理由は今のところ‥‥『明日の弁当のおかずを考える事』である。

Amazonより本の概要

まず、神として生きてきたレイニーの当たり前なのですが、達観した佇まいと物言いが魅力的です、可愛い顔してるのに

作中のキャラもデフォルメされる事が多いのですが、更に可愛い!

しかもレイニーの話や過去の回想、人間達への思いがなかなかヘビーだというギャップ

レイニーのセリフが少ないからこそ、その内に秘めている事柄をこちらが想像してグッとくる

その上、物語としての謎もあり、惹き付ける
ストーリーも魅力です

主要キャラも心根の優しい人たちで、それぞれに葛藤を抱えながらも日々を送り、レイニーと関わっています

ときどき何気無い言葉や描写で不意打ちのように涙が溢れそうになりました

神だった立場から視ると人間は、こう見えるのかもしれない、そんな新しい視点でした

無表情のようでありながら、周りの人々を心配したり、心を砕いたり、気遣い、一日一善を
心掛けて、今日もお弁当を作る邪神と呼ばれた存在がとても愛おしく思えます

そして、私はこのマンガを読んで、卵焼きと
おにぎり
を作りたくなりました(笑)

お弁当に形に合わせて、彩りや栄養バランスを考えながら料理と心を詰めるのも素敵で、憧れました、キレイにできると嬉しくなりそう

それを誰かの為に思い、作る事は特別ですよね

ファンタジー好き、ほのぼの日常好きも楽しめ何か心に突き刺さるような、私には絵柄からは
想像し得なかった素敵な作品でした

もし興味がある方は是非オススメ致します

他にもコミックDAYSには魅力的なマンガが
沢山あります、そして無料チケットが延々と
貯まるのが太っ腹!
そのおかげで今回のように続き読みたい!と思った時にチケットで読める
マンガだととても重宝します、ありがたい!

お読み下さいまして、ありがとうございます

失礼致します

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